NPO・世田谷ゆりの木の正式名称は、特定非営利活動法人アクト世田谷たすけあいワーカーズゆりの木です。「世田谷たすけあいワーカーズ」の名のとおり、職員それぞれが事業の運営に携わり、お互いにサポートし合って働いています。月1回開催する定例会は、理事会や会計からの月次報告がメイン。ほかには利用者さまにケアを提供するなかで起きた、ひやりはっと事例や困難事例の共有を行っています。定例会では積極的に発言する職員が多く、活発な意見交換が交わされており、組織づくりに携わりたい方に最適です。 当事業所は職員の関係性が良好で、平均勤続年数が11年ほどと、長いところも魅力の一つです。ビジネス用チャットアプリを活用して、研修資料や予防接種のお知らせをするほか、月初めには管理者が季節に応じた声掛けを職員に向けて発信。職員から管理者への相談も可能で、分からなかったり困ったりしたことがあればすぐに解決できる環境です。

勤続20年以上の職員も。お互いに声を掛け合って、相談しやすい環境を実現しています

NPO・世田谷ゆりの木は、未経験の方も安心して入職できるよう、手厚い教育を実践。入職後はサービス提供責任者の指導のもと、OJTによって学びます。また、年間を通して7つの法定研修を含む研修プログラムを毎月実施しており、認知症や介護技術、子育てや救命救急などの内容をすべてeラーニングで受講可能です。 当事業所は職員の資格取得も応援しています。介護職員実務者研修や移動介護従業者養成研修など、当事業所の規定する資格を取得し一定の条件を満たした場合は、その費用を全額補助。介護福祉士資格を取得した方には1万円を支給しており、自分の意欲次第で経済的な負担なくスキルアップを目指せます。 また、当事業所は利用者さまのケア内容に変更が生じたときにチーム会議を実施しています。最適なケアを提供するためにチームの職員で検討。複数で考えることでケアの偏りを防ぎ、職員が1人で抱え込むことのない環境づくりに努めています。

NPO・世田谷ゆりの木は、職員が長く働き続けられる職場づくりに力を入れています。業務の振り分けは、提供している各種サービスのなかで職員の希望や適性に合ったものを選択。実際に障がいのある方の移動支援やお子さまの送迎のみを担当してる職員や、訪問介護の回数や時間を自分の希望に合わせて組んでいる職員もいます。また、有給休暇は半日から取得可能で、定例会やビジネス用チャットで積極的に取得を促しており、プライベートと両立させながら働けます。 当事業所では利用者さまの記録や請求業務の効率化を図るためにシステムを導入し、スマートフォンで業務を完結できるよう整えています。利用者さまの体調やケアに関する内容はすべてシステム内で共有でき、きめ細かなサービスの提供に繋がっています。ICT導入や離職率の低下を目指し、働きやすい環境づくりを継続したことで、世田谷区から2023年度の男女共同参画先進事業者としても表彰。より良いサービス提供を実現するため、改善を続けられる方におすすめの職場です。