特定非営利活動法人鼓響

デイサービスルーチェの求人情報

千葉県我孫子市

老人デイサービスセンター

独自の音楽プログラムが自慢。五感を刺激するアクティビティを提供しています

デイサービスルーチェは、JR成田線「新木」駅南口から遊歩道を南へ徒歩約5分のところに位置する通所介護施設です。「人の尊厳を大切にすること」を理念に掲げ、定員約10名で運営しています。平均介護度は要介護2程度で、状態が比較的軽度の方が多く利用されていることが特徴です。当施設では、独自の音楽プログラム「アクティビティ・ミュージック」を通して、利用者さまの心と体を元気にする体験を提供しています。アメリカで妊婦の産後ケアや帰還兵のストレス解放に用いられていた「ヘルスリズムス」という手法を基盤として、施設長が独自にアレンジしたものです。ただ歌うだけでなく、中南米の太鼓を手で直接叩いて血流を促し、心と体を活性化させます。足に通す「フープ」やリンゴの模型の楽器「アップルシェイカー」なども使い、五感を刺激する工夫を凝らしているのも特徴です。地域の交流会で、利用者さまが大勢の前で活動の成果を披露する機会もあります。職員も一緒に参加するため、利用者さまの「達成感に満ちた顔」を間近で見ることができ、仕事への大きなやりがいにつながる環境です。

職場環境

写真

レバウェル編集局が取材しました！取材レポート

デイサービスルーチェで働く魅力

POINT
1

業務内容

「できる力」を信じて見守る介護。日常のすべてが心身を元気にする機会です

デイサービスルーチェは、多職種が連携して利用者さまの「できる力」を引き出し、専門性を高めながら大きなやりがいを感じられる環境です。当施設では、利用者さまの「残存機能」を引き出すサポートを重視しています。職員の重要な役割は、一人ひとりの「できる力」を見つけ、力を発揮できる場を提供すること。一般的な施設では危険とされがちな包丁やお湯も、職員が見守るなかで使っていただくことがあります。包丁を握ると自然と体が動く方もおり、ご自宅と同じように過ごすことが可能。慣れ親しんだ動きをとり入れることで身体機能の向上を目指せる環境を心掛けています。「寝ているとき以外は、すべてがアクティビティ」が、当施設の方針。洗濯や食器洗い、車の乗降といった、日常動作すべてが心と体を元気にする機会です。オープンキッチンでは調理師も利用者さまと会話し、一緒にお好み焼きをはじめとする食べ物を作ることもあります。“今日のおやつは何？”という期待の声や、味の違いに気づく声が直接聞けるため、手作りしているからこその喜びを実感できる職場です。

中南米の太鼓を使ったアクティビティの様子。手で叩くことで心と体の活性化を促します

POINT
2

働きやすさ

残業は月平均6時間。フレックスタイム制で定時30分前の退勤もできます

デイサービスルーチェは、子育てや介護など、プライベートの時間も大切にしながら安心して長く働き続けられる職場です。残業は月平均6時間と少なく、メリハリをつけて働けます。独自のフレックス制度も導入しており、実質的な残業時間はさらに短縮。業務が早く終わった日には定時30分前の退勤も可能で、その時間分を残業時間と相殺する取り組みは、「明るいうちに帰れるのがうれしい」と好評です。「お互いさま」の精神が根づいているのも、当施設の大きな特徴。少人数の職場だからこそ職員同士が協力し、希望休を取得できるよう調整する組織風土です。そのため、有休の取得率も高い水準を誇っています。子育て中の職員も在籍しており、子どもの都合による急な休みは周りが協力してフォローする体制です。調理スタッフも午前9時30分から午後3時30分を基本に勤務時間を柔軟に調整できるので、希望に合った働き方ができます。収入を増やしたい方には買い物や追加の清掃をお願いすることもあり、一人ひとりに寄り添った職場環境です。

POINT
3

教育・スキルアップ

専門性を高めたい方に最適。希望や適性に応じた将来を描ける職場です

デイサービスルーチェでは、独自の専門性を高めながら収入アップを目指せ、調理師にはユニークなキャリアパスも開かれています。なかでも、当施設の核である「アクティビティサービス」をプロから直接学べることが大きな魅力です。施設長が「アクティビティ・ワーカー」の養成教員でもあるため、専門的な知識と技術を日々の業務を通して習得できます。提携協議会によるフォローアップ研修も、施設内で年に3回ほど自己負担なく受講可能。働きながらスキルアップできる環境で、アクティビティサービスワーカーの資格取得も目指せます。当施設では、頑張りが手当として給与に反映される仕組みも整備。資格を取得した際にはお祝い金が支給され、介護職員初任者研修や介護福祉士などの資格に応じた手当も魅力です。また、調理師の方は、お菓子作りのスキルや経験を「手作りのおやつ」で活かせます。そのうえ、法人が運営するベーカリー＆カフェで活躍するというキャリアの選択肢もあり、希望や適性に応じた将来を描ける職場です。

ここがギャップ？だけど大丈夫！！

分業制に慣れていても大丈夫。先輩が丁寧に教えるので徐々に慣れていけます

デイサービスルーチェは小規模施設のため、職員それぞれが入浴介助や記録、トイレ誘導など、複数の業務を臨機応変に同時並行で進める必要があります。大規模施設での分業に慣れている方は、オールラウンドな働き方に最初は戸惑うかもしれません。しかし、当施設は業務量自体が多いわけではないので、心配はいりません。大規模施設を経験した職員からは、「この程度の業務量なら問題ない」という声も聞かれます。車の運転のように、最初は一つひとつ考えていても、慣れれば自然と体が動くようになるはずです。基本的な業務は先輩職員が丁寧に指導するため、徐々に臨機応変な動きに慣れていけます。むしろ、多彩な業務を担当することで幅広いスキルが身につき、介護職としての総合力を高められる点が大きなメリットです。

現場スタッフ紹介

一般事務・受付

職種：

一般事務・受付

雇用形態：パート・アルバイト

入職年月：2011年

経験年数：一般事務・受付 39年

転職について

入職した理由

もともとは長年、病院で事務やソーシャルワーカーとして勤務していました。今の施設長が新しい施設を立ち上げるにあたり、人手が足りないとのことでお手伝いに行ったのが最初の関わりです。施設長が理想の施設について悩んでいたので、「それならご自身で思い描く施設を作ってみてはどうですか」と提案。それがきっかけとなり、法人の設立から深く携わることになりました。

働いてみての感想

現在は長年勤めている病院と兼務しながら、デイサービスルーチェの運営に携わっています。設立当初から関わっているため、施設のことは何でも分かるつもりです。

職場について

職場の魅力

デイサービスルーチェの魅力は、施設長の温かい人柄に惹かれた利用者さまがたくさんいらっしゃること。小規模な施設なので、家庭的な雰囲気なんです。「ここに来ると元気をもらえる」と通ってくださる方が多く、そんな利用者さまの姿に、私たち職員も日々エネルギーをもらっています。

プライベートとの両立

現在は非常勤として勤務しており、時間の融通が利きやすくなりました。おかげで、施設の運営や採用活動にも、より深く関われるようになったんです。病院との兼務はありますが、自分で時間を調整しながら休みもしっかりとれています。そろそろ病院の仕事を一段落させて、デイサービスルーチェにさらに力を入れていきたいと考えているところです。

この仕事への思い

特定非営利活動法人鼓響は、2012年に施設を開設する1年前から活動をスタートさせました。最初は施設運営ではなく、「ヘルスリズムス」という太鼓を使った地域支援事業から始まったんです。私自身、その立ち上げからずっと関わっているため、施設の歴史や大切にしている思いについては、誰よりも詳しくお話しできますよ。