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社会福祉法人函館市社会福祉協議会

函館市地域包括支援センター社協の求人情報

北海道函館市

地域包括支援センター

地域包括支援センターに自立相談支援機関を併設した地域の福祉拠点です

函館市地域包括支援センター社協は、北海道函館市館町に位置しています。相談件数は1日あたり10~20件。「認知症の家族がいるが、どうしたら良いか分からない」「病院が遠くて受診できない」など、日々さまざまな相談が寄せられています。職員数は8名ほど。50~60代の職員を中心に、地域住民の方々へ支援を行っています。 当事業所の強みは、複数の窓口があることで、利用者さまの困りごとに応じた適切なサポートができることです。高齢者を対象とした地域包括支援センターと、生活困窮者を対象とした自立相談支援機関の、2つの窓口を設置。幅広い相談に対応し、多様な支援を行っていることが特徴です。 また、電話や事業所内での相談はもちろん、利用者さまの自宅を訪問したり、近隣住民の方から情報を得たりと、アウトリーチに対応しています。能動的な支援によって、利用者さまが孤立せずに地域との関わりをもち、ネットワークで支援することが目的です。また、現地に足を運ぶことで、利用者さまの自宅の様子や家族情報などが分かることも多々あります。相談を受けている瞬間だけでなく、利用者さまの生活の背景をきちんと理解した状態で支援を提供できることがやりがいです。

レバウェル編集局が取材しました!取材レポート

函館市地域包括支援センター社協で働く魅力

POINT
1

職場の特徴

職種を問わず良好な関係性。全職員で一緒に課題解決を目指す職場です

函館市地域包括支援センター社協の魅力は、職員同士が気兼ねなく困りごとを相談し合える体制を整えていることです。地域包括支援センターと自立相談支援機関の職員が近くのデスクで仕事をしており、普段から活発にコミュニケーションを取っています。休憩時間には世間話や趣味の話といった雑談で盛り上がることも。職員同士がコミュニケーションを通じて良好な関係を築いており、何でも話しやすい環境です。 職員の心理的安全性を高く保つように心掛けていることも当事業所の魅力の一つ。気軽に意見を発信できる機会を多数設けています。毎朝のミーティングのほか、月に1回定例で会議を実施。職員それぞれが対応した事例を持ち寄り、意見交換を行っています。多職種で事例検討を行うことで、支援における視野を広げることにつなげる仕組みです。初歩的な内容でも全員で受け止め、一緒に解決策を考えています。さらに、会議のとき以外でも相談したい事例があれば、適宜ミーティングを実施。困っているタイミングできちんと助けを求められます。

複数の関係者が集まる戸井支所。チーム一体となって、利用者さまを支援しています

POINT
2

教育・スキルアップ

座学から訪問まで段階的に学べる環境で、着実にステップアップできます

函館市地域包括支援センター社協には、新人職員が段階を踏んで着実に成長できる教育体制があります。入職後は初任者研修を受け、地域包括支援センターにおける基本的な知識を学ぶことと並行して、地域性に応じた細かな業務内容を覚えていきます。実際の訪問では先輩職員が同行し、どのように支援を進めていくのかについて、一緒に考えます。最初は対応が難しくない案件から担当し、徐々に業務の幅を広げていく流れです。座学から訪問まで順を追って丁寧に指導するため、理解を深めながらできることを増やしていけます。 また、市内の地域包括支援センター同士が職種ごとに組織している部会に参加し、知見を深める機会を設けている当事業所。「どのような相談があり、どのように支援をしているのか」を共有し、事例検討を行っています。ときには、それぞれの部会で外部講師を招いて研修会を開催することも。他者の経験をもとに自身の対応力を高めていける体制です。

廊下にはポスターを設置し、皆が明るい気持ちになれる環境にしています

POINT
3

働きやすさ

残業ほぼなし! 自分の時間をしっかりと確保しながら働ける環境です

函館市地域包括支援センター社協では、ワークライフバランスの整った働き方が叶います。残業はほとんどなく、突発的なイレギュラー対応や難しい案件が発生しない限り、定時帰宅が可能。利用者さまに「昼間に動けるように訓練していきましょう」と伝えることで、時間外のアクションを抑制しています。仕事終わりに趣味や家族との時間をしっかりと確保でき、リフレッシュしながら働ける職場です。 土日や時間外の電話対応が発生する場合もありますが、担当は週の当番制で決定するため、予定外の日に急遽対応しなければならないということはありません。私生活の予定を大切にできます。 さらに、休みを取りやすいことも当事業所の魅力です。正職員の場合、入職後すぐに20日間の有休が付与。入職して間もない期間でやむを得ず欠勤した場合でも、職員の給与が減らないよう配慮しています。有休は半日単位から取得でき、まとまった休みを取りやすく、スケジュールを調整しやすい体制です。プライベートを充実させながら、メリハリをつけて働けます。

目の前には壮大な海岸。仕事の合間のリフレッシュにはぴったりです

ここがギャップ?だけど大丈夫!!

些細なことでも相談できる雰囲気があるため、遠慮なく助けを求められます

函館市地域包括支援センター社協には、日々さまざまな相談が寄せられます。利用者さまによって相談内容は大きく異なるため、一人ひとりに合わせて柔軟に対応することが大切です。支援については定型化された対応が存在しないのが特徴。そのため、地域包括支援センターでの勤務経験が少ない方は、利用者さまそれぞれに適した支援をすることに難しさを感じるかもしれません。 しかし、当事業所では職員が1人で問題を抱え込まないように、孤立させない職場環境を整えています。たとえば、会議の場では、些細な相談でも気兼ねなく手を挙げられるような雰囲気づくりを実施。「知っていて当たり前」ではなく、「一つひとつ皆で勉強していこう」という意識が職場全体に浸透しています。「職員一人ひとりの経験値を糧にして、積極的にノウハウを蓄積していきたい」という思いを持っている当事業所。職員それぞれに過度な責任を負わせないよう、活発な情報共有をとおしてSOSを出しやすい環境をつくっているので、ご安心ください。

現場スタッフ紹介

職種:

総務主任・チーフ

雇用形態:正社員

入職年月:2001

経験年数:総務 13

転職について

入職した理由

以前は別の部署にいて、文書整理や給与計算などの業務に携わっていました。しかし、東日本大震災で被災地に派遣された際に、自身の知識の少なさに気づいたんです。それをきっかけに社会福祉士の資格を取り、地域福祉の業務に携わるようになりました。

働いてみての感想

法律だけでは助けられない方が想像以上にたくさんいらっしゃり、最初は驚きましたね。「教科書に書いてあるだけで、そんなことは起きないだろう」と思っていたことが、実際にはたくさん起きていることを知りました。

職場について

職場の魅力

函館市地域包括支援センター社協は漁村の地域にあるのですが、景色が本当にきれいだと思います。「風光明媚」という言葉がぴったりな場所で、通勤時に毎日癒されていますね。 事業所としては、市役所とのつながりがしっかりできています。福祉系の担当部局と連携することで、より良いケアの方法を模索しやすくなっているところはありがたいです。

おすすめの方、向いている人

机上の仕事というよりは、人との関わりが大切な仕事です。人と接することが好きな方には向いていると思います。仕事をしていくなかで、ときには難しい対応もありますが、遠慮なくSOSを出してほしいです。

この仕事への思い

利用者さまと接するときには心を開いてもらうために、相手の立場に立って丁寧に接することを大切にしています。 過去、膝を悪くされた70代のお母さまと、重度の知的障がいがある50代の娘さんの親子のケースを担当したことがあります。「足を手術したいが、娘が不安で入院できない」ということで、困っていらっしゃいました。はじめは支援を受けることを拒まれていたのですが、度重なる訪問と親身に相談に乗ることで信頼関係ができてきたんです。障がいの相談支援センターや病院とも連携して、娘さんが施設のショートステイを利用できるようになり、お母さまにはきちんと手術とリハビリを受けていただけました。 さまざまな要因が重なって困難なケースでしたが、一つひとつ説明し、理解いただくことで良い方向にもっていけたんだと感じています。こういったご家庭は少なくないので、今後もより多くの方のお手伝いをしていきたい所存です。

函館市地域包括支援センター社協の職場環境について

函館市地域包括支援センター社協の基本情報

事業所名

函館市地域包括支援センター社協(はこだてしちいきほうかつしえんせんたーしゃきょう)

所在地

0410305

北海道函館市館町3番地1 函館市戸井支所内

施設形態

地域包括支援センター

法人情報

社会福祉法人函館市社会福祉協議会しゃかいふくしほうじんはこだてししゃかいふくしきょうぎかい

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