一般社団法人とまりぎ
本丸ホームは、定員4名の障がい者グループホームです。入居対象は、精神障がいや知的障がいのある男性。基本的には、自分で身の回りのことができる方を受け入れており、職員は苦手な部分をサポートしています。当施設は児童養護施設などで育った入居者さまが多いことが特色です。年齢層は18歳〜20代後半の方が多めです。 当施設の運営元は、就労継続支援B型事業や児童発達支援・放課後等デイサービス事業などを展開する、「一般社団法人とまりぎ」。法人では、当施設の近隣で、障がい者グループホーム「慈恩寺ホーム」「城町ホーム」「飯塚ホーム」「城南ホーム」「城南一丁目ホーム」「東町ホーム」「サテライト型住宅」を運営しています。すべて定員2〜6名の少人数制で、きめ細やかな支援が強みです。職員は、当施設を含む8つの施設を兼務して業務を行います。
POINT
1
本丸ホームの魅力は、一人ひとりを細かく見られることです。少人数制であるため、入居者さまとの対話を大切にすることができます。 当施設での仕事は、入居者さまの人生を支える仕事です。成長を間近で見られることはやりがいにつながります。入居者さまに頼ってもらえるなど、多くのうれしい瞬間に立ち会えます。また、長い期間お住まいになる方がほとんどなので、自分が教えたことによって入居者さまが成長していく様子を見届けることが可能です。 当施設の職員は、基本的に1人勤務です。職員は、まず夕方に出勤し、入居者さまの希望に沿って買い物や通院に同行します。午後7時の夕食の時間までに夕食を作り、夕食後にはテレビを観たり、話を聞いたりするなど、団らんの時間をともに過ごします。そのあとには入居者さまがトラブルにならないように順番を調整して入浴を促し、就寝までのサポートを行います。午後10時からは宿直です。翌日は午後6時半に起きて朝食をつくり、入居者さまが仕事に出かけるのを見送るまでが、主な業務の流れです。
毎週の会議では、困りごとや悩みごとの相談が可能。皆で問題解決できる職場です!
POINT
2
本丸ホームは、経営陣との距離が近く、風通しが良いことが自慢です。経営陣全員が現場に入っており、現場のことをよく理解しているため、相談しやすい雰囲気です。また、職員が悩みを1人で抱えないよう、会議を毎週行い、そこで職員の相談にのるようにしています。何かあれば皆で問題解決しており、職員が安心して働ける職場環境です。 また、充実した福利厚生制度も魅力です。岩槻区内に住む単身者には、家賃の半額を補助します。さらに、食事補助制度もあり、法人内の作業所で注文すれば、200円で昼食をとることが可能です。
グループホームでの勉強会の様子。職員同士の横のつながりも大事にしています
POINT
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本丸ホームは、障がい者グループホームでの勤務が初めての方でも安心の教育体制があります。法人内に研修担当者がおり、入職後は、法人で3日間の新人研修を行います。その後も、中間研修や座談会など、都度テーマを決めて研修を実施しており、学びを深めていける環境です。 実務や研修でノウハウを磨いていけば、早い段階で役職者を目指すチャンスが当施設にはあります。これまでには未経験からスタートし、入職4〜5年で管理者になった職員もいました。法人内には30代前半の管理者もおり、若手でも役職につくチャンスのある職場です。 そのほか、法人内異動も行っています。研修担当者が一人ひとりの適性を見たり、本人の希望を聞いたりしています。当法人は放課後等デイサービスや就労継続支援B型事業なども運営しているので、同じ法人で働きながら自分の別の可能性を探ることも可能です。
朝食・夕食作りは職員が担当。夕食後は、入居者さまの話を聞くなどしながら過ごします
本丸ホームでは、年に数回ほど、入居者さまが夜中に施設からいなくなるなどのイレギュラー対応があります。基本的に当施設では1人勤務を行ってもらうため、障がい者グループホームでの勤務経験がない方のなかには「自分にできるだろうか」と不安に思う方もいるかもしれません。 しかし、対応に困ったときにはほかの職員に相談できるので安心してください。職員同士のグループラインがあり、連絡を入れれば複数の職員からすぐにアドバイスがもらえます。悩みを相談できる心強い仲間がいます。 また、普段の入居者さまの性格や動向を把握していれば、行先を予測することは可能です。入居者さま一人ひとりとしっかり向き合い、ともに生活を支えていきましょう。
私が学生のときに習っていた剣道の先輩が当施設で働いていて、アルバイトに誘っていただいたことがきっかけでした。福祉関係の仕事は初めてだったので、「ホームで入居者さまと一緒に過ごす」という仕事内容に驚きました。楽しそうだなと思い、働き始めたんです。 アルバイトとして勤務して1年ほど経ち、就職活動の時期になって、「このまま当施設で働き続ければ自分自身も成長できそう」と思い、正職員になりました。
福祉のイメージがガラッと変わりましたね。 働く前は、福祉というと人にひたすら尽くすイメージがあったので、私には少し厳しいのではないかと思っていたんです。しかし、実際に働いてみると、「尽くす」というよりも「入居者さまと一緒に楽しく過ごしている」という感覚のほうが強くありました。
会議や研修がたくさんあり、そこでほかの職員とコミュニケーションを取れるところが魅力です。普段からほかの職員と連絡が取りやすいです。 また、管理職も現場に入っているので、現場のことを分かってくれています。会社全体の風通しが良いところも魅力だと思いますね。
ホームの業務は基本的に1人で行います。入居者さまからの要望に対して臨機応変に対応することが求められるため、柔軟な発想ができる方に向いていると思います。また、悩みを1人で抱え込まず、上司や先輩、同僚に相談できる方はストレスなく働けると思いますね。
入職時研修のほか、年に2回社内研修があります。社内研修では、自分の抱えている悩みにフォーカスした研修も実施してもらえますよ。ほかにも週1回の会議や月1回の勉強会が行われており、学ぶ機会は豊富にあります。
当施設は入居者さまの住まいであるため、入居者さまに居心地が良いと感じていただくことが一番大事だと考えています。そのためにも、自分自身が入居者さまと楽しく過ごすことを大切にしていますね。入居者さまも職員も「ここに居たい」と思えるようにと、日々考えています。
本丸ホーム(ほんまるほーむ)
〒3390058
埼玉県さいたま市岩槻区本丸1-6-12
一般社団法人とまりぎ ( いっぱんしゃだんほうじんとまりぎ )