社会福祉法人恩賜財団済生会支部埼玉県済生会 埼玉県済生会ワークステーションみのり
ワークステーションみのりは、JR京浜東北線「蕨」駅から徒歩約15分のところに位置する就労継続支援B型事業所です。本店から徒歩10分のところに出張所を構え、2拠点で運営しています。 本店の利用者さまの多くは知的障がいの方で、20~30代の若い方が多いです。様々な障害特性を抱える方が利用され、中には表情やジェスチャーから感情を読み取る非言語コミュニケーションを必要とする利用者さまもいます。出張所の特徴は、知的障がいの方に加え、40〜50代の精神障がいの方が増えています。 当事業所は、利用者さまの生活力を上げることを軸に支援を行っています。活動の中心は、納期のない軽作業ですが、利用者さまが楽しみながら毎日元気に通えることを第一に、気分が乗らない方には、計算問題や塗り絵など、利用者さまのお好きなことを取り入れることもあります。ただし、利用者さまに達成感を感じていただくためにも、できることは自身で取り組めるように促しています。利用者さまの成長にやりがいを感じたい方にぴったりの職場です。
POINT
1
ワークステーションみのりでは、日本最大の社会福祉法人、済生会の充実した福利厚生が受けられます。たとえば退職金制度や、川口総合病院の診察料や入院費が還元される互助会制度があります。 プライベートの時間がしっかり確保できるので、働く子育て世代も活躍できます。当事業所では、土日祝日は基本的にはお休みで、有給消化率も高いです。職員で工夫して分担作業をおこなうので、基本的に残業はありません。 また、出張所と協力しながら人員配置をおこなっているので、たとえば子どもの予定や突然の体調不良のときにもお休みが取りやすいです。以前、常勤職員のお子さんの入学式が重なってしまったときにも、大切なお子さんの行事を仕事を理由に休んでもらいたくないとの思いから、ベテランのパート職員で協力して対応し、お休みを取れるようにしました。実際に、常勤の職員の多くが子育て中のため、子育て世代に理解があり、お互いに協力的です。
本店では、小部屋もあり障害特性に合わせた合理的配慮を行っています
POINT
2
ワークステーションみのりでは、職員が幅広い業務に携わるので障がいへの理解を深めることができます。常勤職員は担当を持ち、利用者さまにかかわる様々な機関と連携することが求められます。たとえばサービス管理者とミーティングをおこない、利用者さまの課題や今後について話し合ったり、ご家族との面談を実施したりします。総合的な支援のなかで福祉サービスの全体像を学ぶことができます。 また、当事業所には情報共有の場やスキルアップできる環境があります。現場では、15分程度のミーティングを毎日行い、利用者さまに関する報告だけでなく、先輩職員からアドバイスをもらったり、明日の目標を決めたりもします。 当事業所は、利用者さまやご家族との面談も2名同席のため、未経験の方でも安心です。OJTでの先輩職員からの指導もあり、先輩が独り立ちまで丁寧にフォローします。社内研修も充実しており、コンプライアンスから虐待防止、相談支援といった定番のものから、目標の立て方や問題の抽出の仕方など、内容も幅広いです。研修は社内外問わず費用負担や休日手当もあります。スキルアップがしたい方におすすめです。
出張所ではしっかり見渡せる室内で、利用者の方々のサポートを行います
POINT
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ワークステーションみのりは、隣接するサポートステーションひなぎくをはじめとする、法人内の他事業所と密に連携をとっています。就労移行、地域活動センター、相談支援など、ほかサービス内容を中心とする他事業所と、いつでもオンラインでのやり取りが可能で、利用者さまの引き継ぎや情報共有がスムーズにおこなわれるほか、全職員向けに法律福祉トレンドの情報共有も行われます。 また、当事業所では、スキルアップやステップアップのための異動も相談できるため、たとえば現場を経験した上で相談支援の道に進むなど、色々な経験を積むことができます。職員が積極的にキャリアアップしていける環境があります。
出張所のとなりには、相談支援がメインの事業所ひなぎくが併設されています
ワークステーションみのりの利用者さまは障がいをお持ちのため、最初のうちはコミュニケーションに苦戦するかもしれません。自分が思ったより言いたいことが伝わらなかったり、予想外の行動もあったりします。 しかし、コミュニケーションに慣れるまでしっかりとしたフォローがあるので未経験の方でも安心してください。障がいを持つ方とのコミュニケーションは読み取る力が必要ですが、先輩職員と一緒に現場で学び、利用者さまと接していくことで自然と身につきます。実際、職員の大半も未経験で始めた方ばかりです。研修などの勉強の場や先輩からアドバイスをもらう機会など、しっかりとしたサポート体制があるので、ぜひ活用してみてください。
もともと、福祉系の大学に通っており、ヘルパーの資格を持っていたのですが、前職では医療系の営業をやっていました。そのなかで済生会という医療系では大きな法人が福祉事業をやっているということを知り、興味を惹かれたことがきっかけでした。
これまで大学時代に経験した研修は、知的障がいの方が多かったのですが、ワークステーションみのりは、想像していた以上に障がいの種類も多く、年齢層も高めでギャップがありました。障がいの重症度も様々だったり、身体障がいの方もいたりで、最初のうちはそれぞれの利用者さまにどういう風に関わっていくか戸惑いました。しかし、少しずつ普通に接することができるようになり、楽しく会話できるようになりました。
子育てに理解があるところがいいなと思います。自分は結婚していて子どももいるんですが、共働きなのでイレギュラーのお休みとかもあります。しかし、他にも年齢が近くて子供のいる男性職員もいるので、子どもが熱が出たときには、「子どもを優先して」と声をかけてもらえるのは助かります。また、子育て世代が多いので、お互い様で持ちつ持たれつの関係ができていて、協力し合える雰囲気があると感じます。
利用者さまそれぞれに状況が違い、目標や課題も違うので、それぞれに違うアプローチが必要です。色々やってみてダメだったらまたアプローチを変えて、と日々試行錯誤しているので、上手く言った際にはすごくやりがいを感じます。たとえば元々は引きこもりがちだった方が、今では毎日事業所に来れるようになって楽しく通っている姿をみるととても嬉しく感じます。 ほかにも、一つのことに夢中になりすぎる方には、どう声掛けをするのか悩んだこともありました。また療養の方など、なかなか言葉では伝えられない方もいます。どうやったらうまく伝えられるか、日々、試行錯誤しているので、分かってもらえたときには、利用者さまの生活の質もあがったと感じられて、やっていてよかったと思います。
最初のうちは社内研修に参加したり、先輩にアドバイスをもらったりしていました。それから、出張所の隣に相談支援を中心とした事業所があるので、そこで相談しながら学んでいます。精神障がいの方との距離感や、施設内の作り方など、色々お話を聞いて勉強しています。
埼玉県済生会ワークステーションみのり(さいたまけんさいせいかいわーくすてーしょんみのり)
〒3330866
埼玉県川口市大字芝3162
社会福祉法人恩賜財団済生会支部埼玉県済生会 埼玉県済生会ワークステーションみのり ( しゃかいふくしほうじんおんしざいだんさいせいかいしぶさいたまけんさいせいかいさいたまけんさいせいかいわーくすてーしょんみらい )