医療法人社団聡誠会
グループホームふくろうは、医療法人社団聡誠会が運営する事業所です。2009年2月に、千葉県銚子市に開設しました。入居者定員は9名で、メインの年齢層は80代~90代。長く利用されている方も多く、なかには開設してから10年以上利用されている方も。利用者さまは全員トイレ介助が必要で、寝たきりの方が約1名と、車椅子の方が約2名です。ホール内での自力歩行は可能な方が多くいらっしゃいます。 当事業所の理念は、「のびのびとその方らしく穏やかに生活していただく」ことです。毎月のカンファレンスで行事の振り返りをしたり、翌月の企画を話し合ったりしながら、理念に沿ったケアの実現を目指しています。利用者さま一人ひとりについて情報共有を密に行い、より良い対応方法を模索。小規模だからこそ利用者さま一人ひとりに目が行き届きやすく、それぞれに合ったケアを提供できます。
POINT
1
グループホームふくろうでは、30代後半から60代前半の職員、約8名が活躍中です。互いに何でも言い合える関係性で、対応が上手くいった事例や悩みごとなどを普段の雑談のなかで自然と共有しています。その場で解決できない課題はカンファレンスの議題として取り上げて職場全体で話し合うことも。職員一人ひとりの意見や考え方に向き合い、課題解決に向けて協力し合える職場です。 当法人は、同系列のクリニックと合同で、新年会や忘年会なども開催しています。2年に1度は職員旅行にも行っており、過去には札幌や韓国、台湾、香港などに行きました。法人内の職員同士の交流が盛んなので、当事業所内だけでなく、他施設の職員と関わる機会も豊富です。 また当事業所の夜勤回数は平均月5回~6回ですが、職員の要望に合わせて調整可能です。少なめであれば4回、多めであれば7回~8回など、個々の希望に合わせて柔軟に対応。自分に合った働き方ができます。
POINT
2
グループホームふくろうは週休2日制で、年間休日は約120日です。それに加え、夏休みと年末年始休暇は3日間ずつ付与されています。シフト作成時は、それぞれの希望を考慮し職員同士で互いに調整。家族の介護など、家庭の事情も優先して働けます。 また当事業所の残業時間は月に2時間~6時間程度と少なめです。職員の体調不良による欠勤の埋め合わせで少し長めに勤務したり、利用者さまの状況によってイレギュラー対応が発生したりした場合は残業になることも。遅番の職員が夜勤の職員のフォローに入るために少し残ることもありますが、早番や日勤の職員が残業をすることはほぼありません。 当事業所は、同系列のクリニックを併設しており、職員は医療費負担なしで受診可能。また、クリニックの看護師が週に1度当事業所に来るタイミングで、職員自身の薬の手配を依頼することもできます。
POINT
3
グループホームふくろうに入職後は、1週間ほど教育担当の先輩職員が付き、OJT指導を行います。当事業所は常にフロア全体を見渡せる設計で、他職員の動きを把握しやすいため、先輩職員の動きを参考にしながら業務を覚えられます。分からないことがあった場合も、周りの職員に聞きやすい環境です。また、先輩職員も新人職員の動きを把握しやすいため、何か戸惑っている様子があればすぐにフォローに入ります。 当事業所では、社会福祉協議会や県主催の外部研修に参加できます。認知症介護実践者研修や拘束廃止研修などは、職員が全員参加。事業所内では、カンファレンスのタイミングで勉強会を実施することも。過去には、リハ職の方やおむつの業者の方など、外部講師を呼んで研修を行ったこともありました。資格取得支援も、今後職員からの要望があれば検討していく予定です。
グループホームふくろうには、長く働き続けている職員が多く在籍しています。立ち上げから約15年間勤続している職員が約4名おり、そのほかの職員もすでに勤続5年目以上です。比較的新しい職員が少なく、人によっては、最初は馴染みにくいと感じてしまうかもしれません。 しかし、当事業所の職員は新人職員をとても歓迎しています。途中から入職した職員のなかには、最初は馴染めるのか不安を感じていた職員もいますが、今では関係性も良好。すっかり輪のなかに溶け込んでいます。日頃から雑談のなかで困りごとや悩みごとを相談し合い、解決方法を皆で考えるのが当事業所のやり方です。分からないことは先延ばしにすることなく、気軽に相談することが可能。一緒に仕事をしていくなかで少しずつ馴染んでいけるので、心配はいりません。
グループホームふくろう(ぐるーぷほーむふくろう)
〒2880814
千葉県銚子市春日町1169
医療法人社団聡誠会 ( いりょうほうじんしゃだんそうせいかい )