社会福祉法人幸志会
特別養護老人ホームなごみは、千葉県市川市に位置するユニット型の施設です。2020年に開設しました。利用者さまの定員は約100名。年齢層は80~90代がメインで、男女比は8:2です。平均介護度は4となっており、医療依存度は低め。看取り件数は2~3ヶ月に1件です。認知症の方もいますが、コミュニケーションがとりやすい方ばかり。車椅子の利用者は6割ほどとなっています。職員は介護職の常勤が約35名・非常勤が約10名、看護職が約7名。主に30~40代が活躍しています。 当施設の理事長は、元々介護職の経験がありませんでした。だからこそセオリーにとらわれず、利用者さま一人ひとりのお声を聞き、「こういう施設が良いよね」というニーズを体現できる場所を作りました。そんな当施設の理念は、「和を大切にする」ということ。利用者さまに「この施設を利用したい」と思ってもらえるような、和めるサービスの提供を心がけています。そのために特に大切にしているポイントは接遇マナーです。全職員がマナー研修を受講しているほか、「お年寄り扱いしない」をモットーに、利用者さまには敬意を持って対応。利用者さまにとって居心地の良い空間を作るために、理念の面から尽力できることが魅力です。
POINT
1
特別養護老人ホームなごみは、チームワークを大切にして働けることが魅力です。 たとえば、情報共有はユニットごとで徹底しており、毎朝申し送りの時間を設けているのはもちろん、支給のタブレットで随時報告が可能。担当ユニットで起こった出来事は常に全員が把握しており、連携のとりやすさが自慢です。また、月1回ユニットごとの会議を実施。サービス面の向上や事故予防、イベントの企画などを話し合う時間です。喫茶店に行く、お寿司を食べるなど、利用者さまの「楽しい」を生み出すイベントを考えています。 ユニット単位以外に、カテゴリー別に分けた会議も月に1回実施。事故対策・感染症対策・給食・医療などの委員会を設置しており、それぞれ現状の改善案を相談しています。職員同士で目線を合わせ、より良い養護施設を目指せる環境です。さらに、職員が連携をとってスムーズに働けるように、基本的に人員配置はユニットごとに固定。日中は職員4~5人で2ユニットを担当し、1ユニット10名の利用者さまを介護する体制です。ただし、職員の欠勤といったイレギュラーがあった場合には、臨機応変に対応。職員の負担に差が出ないよう、ユニットをまたいでヘルプを出しています。施設内での協力体制は残業削減につながり、職員の働きやすさにも還元されているんです。
共有スペースはゆったりと過ごせる広さがあり、利用者さまと団らんを楽しめます
POINT
2
特別養護老人ホームなごみは、長く働ける環境を整えています。 シフトは午前8時~午後5時・午後1時~午後10時・午後10時~午前8時の3交代制。夜勤は月5~7回ほどありますが、入職時の相談次第で日勤のみの勤務も受け入れています。お休みは月10日あり、うち3日間は希望休の申請が可能。有休取得率は年々上がっており、職員がプライベートを楽しめるように配慮しています。 また、当施設は子育て世代も活躍できる環境づくりを推進。取り組みの一つに、短時間正社員制度があります。これは、勤務時間が週30時間を超えていれば、正社員のまま時短勤務をできるというもの。基本給のベースは下がるものの、賞与や福利厚生は付与されるため、安心して働き続けられます。 また、事務所内には託児室を設置しており、利用料は無料。出勤する際に子どもを預け、退勤後すぐにお迎えしてまっすぐ家に帰れるため、職員の負担が少ないことが魅力です。既存職員の2割は子どもがおり、約10名がこの託児室を活用しています。ほかにも、住宅手当として賃料の40%・最大3万円まで補助。近隣のテーマパークの割引券や、毎月5000円を上限に美容手当も支給しています。働き続けるモチベーションを保てる、さまざまな福利厚生を用意していることが自慢です。
外の空気を味わいながらリラックスできる場所もあり。開放感が溢れる職場です
POINT
3
特別養護老人ホームなごみは、未経験でも挑戦しやすい教育体制があります。 無資格・職種未経験の方は、初心者研修を受けるところからスタート。介護技術について座学で学んだあとは、OJTを通して徐々に利用者さまの対応に慣れていきます。業務マニュアルがあり、分かりやすいタイムスケジュールを組んでいるため、一つひとつ業務を確認しながら着実に学べる仕組みです。 技術練習は、先輩職員がマンツーマンで指導。隣で実演を見ながら、利用者さまの介助方法を覚えていきます。利用者さまごとにやるべきことは違うため、注意点もしっかり共有。実践して都度フィードバックをもらえるため、徐々に覚えられるはずです。入職後3~5ヶ月を目安に夜勤にも挑戦。はじめは先輩と一緒に勤務し、1人で大丈夫か確認してから独り立ちです。もちろん、本人の不安がなくなるまでサポートするためご安心ください。 独り立ち以降も、年間研修計画をもとに月1回は勉強会を開催。感染対応やマナースキル面などの研修を受けることができ、定期的にスキルアップを目指せます。また、資格取得支援制度も完備。特に実務者研修の資格取得を推奨しています。研修は当施設内でも行っており、毎年4~5名が研修を受講しているほど、魅力ある教育体制です。
特別養護老人ホームなごみは、利用者さまと信頼関係を作ることを大切にしています。そのためにどのようなコミュニケーションをとれば良いのか、はじめは分からずに悩んでしまうことがあるかもしれません。 そこで、入職直後は先輩職員も交えて利用者さまと会話する機会を設けています。「この利用者さまならどんな話題だと盛り上がれるのか」といったこともお伝えするため、話題に困ってしまうことは少ないはずです。新人職員がスムーズに信頼関係を築けるよう、しっかりサポートします。また、なにか悩んだことがあれば、いつでも相談に乗ります。終業後に“不安なことない?”と先輩職員から聞くことも。業務時間外でも親身になって対応するのでご安心ください。
転職を考えていた際に、ちょうど当施設が設立されたためです。従来型でなく、ユニット型の特別養護の仕事ができるということが決め手でした。
学生時代に介護の勉強はしていたものの、現場に入ると大変さを実感しましたね。はじめは難しいことばかりで、利用者さまにご迷惑をおかけしたり、先輩に助けられたりすることが多かったです。それでも長く続けてこれたのは、当施設のチームワークの良さが一因でした。
人間関係の良さが魅力の一つですね。職員同士がきちんと意見交換ができています。“もっとこうしたほうが良いんじゃない”と話し合って、より良い環境やケアを見直していけるところが自慢です。
コミュニケーションをしっかりとる意欲があり、利用者さまと信頼関係を築ける方が向いています。1からスキルアップできる教育制度を整えているので、未経験者でも挑戦しやすい職場です。
特別養護老人ホームなごみ(とくべつようごろうじんほーむなごみ)
〒2720801
千葉県市川市大町442
社会福祉法人幸志会 ( しゃかいふくしほうじんこうしかい )