社会福祉法人多摩大和園
さくら苑は、東京都東大和市桜が丘にある特別養護老人ホームです。デイサービスや介護支援事業所も併設しています。特別養護老人ホームの定員は80名で、デイサービスの定員は35名。特養入居者さまの平均介護度は3.6で、看取りにも対応しています。 当事業所には、20~70代と幅広い年齢層の職員が在籍中ですが、年齢や経験年数と関係なく、フラットな関係性を築いています。資格取得を目指す若手職員、産休・育休を経て働く子育て世代、定年を過ぎたあとも再雇用で働いている職員など、多様な経験をもった職員が活躍中。誰でも居心地の良さを感じられる環境です。 当事業所では、新人職員への教育を手厚く行っています。最初は日勤帯の勤務からスタート。夜勤帯に入る際も、初めのうちは1名分としてカウントせず、補助として勤務します。スキル面に不安がある方も、無理なく働き始められる職場です。
POINT
1
さくら苑では、職員同士の意見交換が盛んです。たとえば、「褥瘡対策が不十分だ」という意見が上がった際は、主任や生活相談員も交えて解決に向けた話し合いを行いました。また、中途で入職した職員から、前職の業務内容や働き方などを踏まえてのアドバイスをもらうこともあります。もし、当事業所で働くうえで気付いたことがあれば、積極的に意見を発信してください。 当事業所では、職員一人ひとりの頑張りをしっかり評価し、それに見合った還元をしています。昇給は年に2回。年齢や在籍年数は関係なく、業務に対する姿勢や取り組み方を見て、総合的に評価しています。実際、20代でリーダーになった職員もいるなど、目に見える形で還元することで、モチベーションを維持していける環境です。
事業所内で楽しい行事を多数開催。新たな企画の提案も受け付けています
POINT
2
さくら苑では約3ヶ月間のOJT期間を設けているので、焦って仕事を覚える必要はありません。OJT期間中は、新人職員が書いた日報に先輩職員がコメントを記入してフィードバック。上手くいかなかったときのアドバイスはもちろん、その職員ができていることにも目を向けて、本人に直接伝えるよう心掛けています。 さらに、主任や施設長も定期的に日報をチェックし、新人職員が悩みごとや心配ごとを抱えていないかを確認しています。業務内容だけでなく、職員の心の状態にも目を配っている当事業所。必要であれば、上司との面談を設けることも可能です。 また、当事業所では介護福祉士の資格取得支援をとして、取得にかかる費用の援助をしています。働きながら、さらなるスキルアップを目指したいという方に適している職場です。
POINT
3
さくら苑では、介護職や看護職、機能訓練指導員などの多職種が連携し合いながら、利用者さまのケアをしています。職員はそれぞれインカムを付けており、リアルタイムで互いにコミュニケーションを取ることが可能。そのほか、昼食時や休憩時、廊下ですれ違ったときなどに、こまめに声を掛け合うようにしています。利用者さまの体調の変化を見逃さないよう、情報共有をしっかりと行っている当事業所。施設経験の少ない方も、安心して仕事ができます。 当事業所では、職員会議もこまめに実施しています。管理者を含めた会議を行ったあとは、その結果を現場職員に伝達するための会議を開催。そのほか、運営のための会議やサービス向上のための会議など、議題を分けて定期的に会議を行っています。職員同士で話し合う機会を多く設けているからこそ、より高いチームワークを発揮することが可能です。
さくら苑のデイサービスでは、認知症対応型通所介護事業も行っています。重い認知症の方の場合は正常な判断が難しく、職員に対して強い言葉を放ってしまうことも。認知症の方と接した経験がないと、コミュニケーションが上手くとれずに悩んでしまうかもしれません。 しかし、悩みごとや困りごとについては、先輩職員が親身になって話を聞くので安心してください。利用者さまの言動の理由を丁寧に説明するとともに、その対処法や受け止め方などもしっかり教えます。 また、OJT期間中にも、利用者さまへの接し方については丁寧に指導しています。日勤の業務に入るなかで、利用者さま一人ひとりの性格や特徴、症状について少しずつ覚えていけるので、そこまで心配しなくても大丈夫です。
社会福祉法人多摩大和園が運営するほかの事業所で8年間介護職として働き、一旦退職して教育業界で1年間働きました。そのあと、また同法人で働きたいと思い、再入職をしたんです。いろいろなことを相談し合える同僚と、信頼できる上長が複数いたことが再入職を決めたきっかけでしたね。所属先や職種が変わっても、出戻りした職員を迎え入れてくれる温かな雰囲気がありがたかったです。
最初のうちはご家族対応や対面の相談など、慣れないことが多く大変な思いをすることもありました。それでも話を聞くことで、ご家族のことや彼らの想いを知り、支援できる幅を広げていきたいと思えるようになりましたね。 また、施設の窓口として働くうえで、介護に関する知識や対応能力の向上が必要だと考え、介護支援専門員の資格も取得しました。資格の勉強をとおして、利用者さまやご家族対応のほかに、収益を意識することの大切さも知ることができました。
ベテランと中堅と若手がバランス良く在籍している点が、さくら苑の魅力の一つですね。他職種間でも気軽に相談し合えており、良い関係性を築いていますよ。 また、さくら苑で働くことで、介護保険や利用者さま支援、事業所運営における知識を習得できます。対人援助職の専門職として学ぶことも多く、信頼関係構築のためのスキルや、苦情解決などの応対スキルも身に付けられます。さらに、他職種連携が必要な場面が多くあるので、チームマネジメント力の獲得も可能です。現場での経験をとおしてさらにスキルアップできるのも、当事業所の魅力です。
人との関わりが好きな方は、さくら苑に向いていると思います。多くの人との関わりのなかで、自分自身で向上していける方と一緒に働けたらうれしいです。
多少の残業はありますが、プライベートとのバランスはとれています。子どもの習いごとに付き添ったり、一緒に料理をしたりと、子どもと関わる時間もしっかり確保できています。ほかの職員と相談したうえで、土日に休みを取ることも可能ですよ。
先日、利用者さまから「話を聞いてほしい」と言われて伺ったところ、「あなたに話して良かった」と笑顔になってくれたことがありました。利用者さまの笑顔を見られたのがとてもうれしく、自分も自然と笑顔になることができ、大きなやりがいを感じましたね。また、目標の稼働率を越えたときも、やりがいを感じる瞬間の一つです。
初めは生活相談員としての知識が全くなかったので、覚えることや仕事の量が多く、苦労したんです。それでも、利用者さまやそのご家族、他職員とのやり取りを通じて、少しずつ仕事に慣れていくことができました。初めて仕事が上手くいったときは、大きな充実感がありましたね。
入所時の資料請求の際は、いつも手書きのお礼状を付けて送付するようにしています。あるとき、その資料を送付した利用者さまのご家族から、「〇〇さんの対応が良かったことが、さくら苑への入所を決めたきっかけになったんです」と言ってもらえたことがありました。「相談員さん」ではなく、「〇〇さん」と名前で呼んでくれたことも含め、とてもうれしかったですね。
さくら苑(さくらえん)
〒2070022
東京都東大和市桜が丘2-122-4
社会福祉法人多摩大和園 ( しゃかいふくしほうじんたまやまとえん )