医療法人社団博翔会
埼玉県北本市にある桃泉園北本病院は、療養・回復期・地域包括ケアに力を入れている総合病院です。総病床数は196床。回復期には60床、慢性期には136床を備えています。慢性期の病床数の内訳は、療養が116床、地域包括ケアが20床です。また、療養病棟には透析メインの病棟もあります。外来の総来院者数は50数名程度で、当院は整形・内科・緩和・消化器科が強みです。今後は、回復期・地域包括ケアにより注力していく予定です。 当院では、患者さまが元気に自宅へ帰れるような支援を目指しています。患者さまが日に日に元気になっていく姿を見たり、退院時に“ありがとう”と言ってもらったりすると、やりがいを感じられます。また、当院はチームで患者さまを支えることを大切にしており、多職種での連携も密に行っています。月に1回のカンファレンスでは、リハ職とも協力。嚥下訓練のために、昼食のタイミングで言語聴覚士に入ってもらったこともありました。療養病棟においては、透析室担当の臨床工学技士とも日頃から連携が取れています。こうした病院全体で協力体制ができているからこそ、コロナ禍の対応といった有事の際にもしっかり対応できました。患者さまをチームで支えていくことに、働きがいを感じられる職場です。
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桃泉園北本病院には、「当院で働く職員を何よりも大切にしたい」という思いがあります。当院の理念の一つとして「地域の皆さま」に信頼されることを掲げていますが、その一番身近な「地域の皆さま」は職員だからです。また、職員一人ひとりが豊かな気持ちで過ごすことで、患者さまも大事にできると考えています。そのため、当院では働きやすい職場作りを行っています。たとえば、社員旅行をはじめ、納涼祭や忘年会、新年会など職員向けの多数の交流イベントを実施。2023年の夏には、職員50名ほどで社員旅行として日光を訪れました。社員向けの交流イベントは、職員を労ったり、幹部やほかの職員と関わる機会を持ったりするための良い機会となっています。 定期的に交流する機会があるからこそ、幹部層と現場の職員との距離が近くなっています。直近では、コロナ禍を乗り越えた慰労会を各病棟単位で幹部層と実施しました。現場の職員同士は、年次による上下関係はありません。誰かの気持ちや意見が後回しにされることはなく、むしろ先輩職員から声を掛けてもらえるため、新人職員もなじみやすい環境です。
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子育て中の看護師も活躍できるよう、桃泉園北本病院では育児支援に力を入れています。育休・産休の取得者は毎年3名ほどおり、復帰率も高水準です。フルタイムで復帰する以外にも、家庭や子育ての状況に合わせて時短勤務が可能です。もちろん、本人の希望次第では、復帰後すぐ夜勤に入ることもできます。職員それぞれの希望に沿って復職できるので安心です。当院には子育てと両立しながら活躍している看護師も多いため、「お互いさま」の意識が職場にしっかりと根付いています。 当院は年間休日数が120日と、プライベートの時間も確保しやすい環境です。シフトに関しては、年次に関わらず職員皆が土・日を含む連休を平等に取得できるよう、1人当たり月2回まで希望休を提出可能としています。また、有休も取得しやすく、直近であっても病棟の状況次第では取得が可能です。長期の有休に関しては、有休予約管理用のカレンダーで事前に申請していれば取得できるようになっています。 残業は、多くても月4時間程度と少ないです。外来は病棟ごとに派遣式で担当。外来・病棟間で手が空いたらお互いにフォローに行くようにしているため、仕事が終わらないということは滅多にありません。
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桃泉園北本病院は、誰もがスキルアップしていける環境を用意しています。まず、入職後の配属は、面談時に確認した相性や性格を加味して調整します。新人は各病棟に1名ずつしか配置されないので、配属先で手厚い指導を受けながら、入職後の1年間で病棟の基礎を学ぶことが可能です。また、プリセプター制も導入しているため、悩みごとの相談もしやすくなっています。 さらに、細かな専門知識についての教育体制も充実しており、十二分にスキルを高めていくことが可能です。たとえば、透析に関しては、透析室の技師による勉強会だけでなく、業者が主導する勉強会も実施。単なるインプットで終わらせないよう、勉強会は短時間で複数回実施してアウトプットにつなげています。学んだことを現場で発揮できた経験は、職員の達成感にもつながっています。実際に、こうしたスキルアップが実現できる環境に魅力を感じて入職した方も多いです。 当院では、キャリアパスについて独自のラダー制度も設けています。当院のラダーは中途と新卒で別々の内容を用意しており、それぞれが明確なスキルアップの基準を持つことが可能です。キャリアアップに迷いやすい中途職員にとっても安心の教育制度が整っています。
桃泉園北本病院では、職場全体における風通しの良さを大切にしています。そのため、新人職員は1年で、それ以降は少なくとも3年単位での病棟異動があります。入職時に「療養期のみに関心がある」「整形だけをやりたい」といった特定病棟にのみ希望をもっていると、希望が叶わないこともあるかもしれません。 しかし当院では、病棟異動が多いからこその良さがあると考えています。たとえば、職員や患者さまが自分には合わないと思えば、相談をしたうえで異動を検討することができます。また、ご家庭の事情に合わせて働き方を変えるために、病棟を異動することも可能です。これまでには、お子さまの学校行事に出席しやすいよう、お子さまが通っている学校を考慮して勤務する病棟を調整したこともありました。「経験のない分野で不安」という思いを軽減するために、専門知識についてはしっかり身に付けていける環境を作っています。「自分にもやれるだろうか」と不安になる必要はありません。
実は、以前にも当院で勤めていたことがあるんです。そのときは、小さな子どもを育てながらでも働きやすい環境に惹かれて、当院への入職を決めました。改めて再就職することにしたのは、上司もスタッフもいい人が多く、安心感があったからです。
オールマイティに学べる環境が魅力だと思います。内科疾患のほか、整形外科疾患の手術にも力を入れているので、術前・術後のことまで幅広く学べますよ。
子育て中の方におすすめです。実際に、在籍している職員には育児中の看護師がかなり多いので、子育てに理解があります。「お互いさまだから」と、急なお休みにも対応していただけるので、とてもありがたいですね。 私は妊娠中に体調が優れないときもあったので、きちんと休みを取りやすい環境で助かりました。
資格取得に関しても、積極的に取りに行かせてもらえる職場だと思います。スキルを高めたい人にはぴったりだと思います。
当院は家からとても近かったため、いいなと思いました。また、新しく回復リハビリ病棟が立ち上がるというのを知って、さらに興味を持ちました。私自身も回復リハビリ病棟の経験があったので、立ち上げフェーズで役に立てる部分もあるのではないかと思い、入職を決めました。
入職したときには、先輩職員が親切に教えてくれたのが良かったです。また、比較的お休みも多く、残業もそれほどなかったので、家庭のことも子育てもしている私とってはとても働きやすい環境だと感じました。
周りの人とお互い助け合いながら仕事ができる方なら、どなたでも大丈夫だと思います。当院には、若い方から経験の年数のある方まで比較的幅広い年齢層の職員がいるので、安心して入職していただきたいです。
休みは休み、仕事に来たときには仕事を一生懸命、メリハリをつけて仕事ができる環境です。そのため、プライベートとのバランスも取りやすいと感じています。
回復リハビリ病棟に配属されると、リハビリに携わることができます。私自身もリハビリに携わるなかで、患者さまが少しずつリハビリをすることによってADLが上がって、自宅に帰れるのを見られることがやりがいになっています。やっぱり元気に帰られる姿を見ると、とてもうれしくなりますね。
家から近かったことと、療養病棟で看護師として働いてみたいと思い、入職を決めました。入職後は、希望どおり療養病棟での勤務になりました。これまで急性期病棟しか知らなかったのですが、療養病棟に配属されたことで急性期以降の流れやほかの視点を学ぶことができて良かったなと思っています。
職員の雰囲気が良いのが魅力です。職員には意地悪な人はおらず、むしろ声を掛けてくれるような方ばかりなので、とても働きやすいです。困ったことがあっても話し合えたり、手伝おうかと言ってくれたり、みんなとても優しいですよ。上司も相談しやすい方ばかりなので、その安心感もあって働きやすいのかなと感じています。
今、私は回復期リハビリ病棟にいるのですが、最初は右も左も分からず戸惑うことばかりでした。しかし、やっていくうちにどうすれば患者さまが良くなっていくのかが分かりはじめ、今はとてもやりがいを感じています。リハビリ看護の楽しさは、患者さまが良くなっていく姿を診られるところですね。
桃泉園北本病院(とうせんえんきたもとびょういん)
〒3640001
埼玉県北本市深井3-75
医療法人社団博翔会 ( いりょうほうじんしゃだんはくしょうかい )