医療法人社団大日会
小金井太陽病院は、JR中央線「武蔵小金井」駅から徒歩約3分のところに位置しています。病床数は、一般26床、回復期29床、療養型60床で、合計115床。平均在院日数は30日弱、外来患者数は1日あたり70名程度です。患者さまの平均年齢は70歳程度で、療養型には寝たきりの方、一般・回復期には整形関係を理由とする短期入院・来院の方が多くいらっしゃっています。 当院は訪問診療も行っているため、退院後の患者さまへの支援にも携われるのが特徴です。また、イベントやレクリエーションも定期的に開催しており、患者さまとの関わりを大切にできる点も魅力の一つ。コロナ前には、一大イベントとして夏祭りを実施。お神輿をかついだり、露店を出したりと、盛大に行っていました。コロナ禍でも、患者さまの楽しみを大切にするために、できる限りイベントを継続。手作りのボールを使ったボウリング大会といった、患者さまが楽しく体を動かせるようなイベントを職員で発案・運営してきました。職員同士で協力して作り上げたイベントで患者さまの喜ぶ顔を見られると、やりがいを感じられます。
POINT
1
職員が「働きやすい」と感じられるよう、小金井太陽病院では院内体制を工夫しています。たとえば、カンファレンスを定期的に実施し、職員が必要なときにいつでも情報を共有できる環境を整えました。カンファレンスは同じ職種だけでなく、衛生委員会や安全管理委員会、感染委員会など、委員会ごとにも月1回開催。そのほかにも、リハビリカンファレンスやケースカンファレンスも週1回あります。多職種ともすぐに連携が取れる関係性が構築できているため、特に規模の大きな病院から転職した職員は、「その場ですぐに患者さまの情報を共有できることが魅力」だとよく言っています。 また、多様な経験を積めるよう、当院では病棟内を約1週間ずつ異動する院内留学制度を企画中。今後は、職員の関係構築のためだけでなく、個人の経験値もアップしていける体制をつくる予定です。
こまめにカンファレンスを実施。職種問わず、必要なときには誰にでも聞ける関係性です
POINT
2
小金井太陽病院では、職員が仕事とプライベートとを両立できる環境づくりに努めています。たとえば、残業は月平均で10時間以下。法人全体の方針として残業を減らすよう取り組んでおり、月単位や個人単位で残業時間を管理しています。有休に関しても、衛生管理委員会が消化日数をチェック。取れていない職員に対しては声掛けを行っているため、消化率は73%ほどになっています。また、有休は時間単位で取得可能なので、ちょっとした用事の際にも使える点が魅力です。 シフトや働き方については、個々の要望を尊重するようにしています。そのため、シフトの希望がとおりやすく、子育て中の方の勤務形態にも柔軟に対応可能です。3才未満のお子さまを養育中の場合は、時短での正社員勤務やフレックス勤務も選べます。ライフステージが変わっても、働き続けやすい職場です。
明るくポジティブで患者さま思いの職員が多く、常に建設的な話し合いができています
POINT
3
小金井太陽病院は研修制度が整っているため、職員がスキルアップを目指せる環境です。社内での研修は、2〜3ヶ月に1度のペースで実施。看護部の教育委員会が中心となって開催しており、動画も活用しながら学びを深めています。社外研修では、看護協会の研修ノートを活用。看護に関する基礎的な内容から初任者・管理者向けの研修まで幅広く学習可能です。交通費を含め、研修にかかる費用はすべて当院が負担しています。職員の力をしっかり引き出せるよう、管理職に対しては、eラーニングによる継続教育も行っています。 また当院では、業務に必要なものであれば認定看護師や専門看護師などの資格取得もすべてサポートしています。これまでには、感染症に関するコースを受講した職員がいました。
回復期リハビリテーション病棟では、患者さまの回復に向けカンファレンスを週1回実施
小金井太陽病院では、記録業務で紙カルテを使用しています。これまで電子カルテを使ってきた方にとっては、ルールやフローに対して不慣れさを感じるかもしれません。 しかし当院では、職員と看護部長との定期的な面談を実施し、記録の取り方や慣れない機器の扱い方など、どのようなことでも相談できる環境を用意しています。看護部長の部屋は、職員通路口のすぐ目の前にあります。3ヶ月ごとの面談以外にも、気になることがあればいつでも気軽に声を掛けてください。もちろん、看護部長も職員の日々の姿をしっかり見ています。「自分からは話しにくい」と感じる職員には、看護部長からも声を掛けるので安心してください。
以前勤めていた病院を退職したときは、「もう看護師の仕事は辞めようかな」とも思っていたのですが、小金井太陽病院の看板を見たのをきっかけに「もう一度働こうかな」と思ったんです。当院は自宅からも近く、「ここなら通えそうでいいな」と思い入職を決めました。
前の職場で病棟師長の経験があったので、当院でも始めは病棟師長として働き始めたのですが、初めての療養病棟だったので基礎から覚えなければならないこともたくさんありましたね。また、当時は院内の整備がなかなかできていない時期だったので、環境の整備にも力を入れていました。
職員同士の関係性が良いところが魅力です。入職後に、回復期リハビリ病棟や急性期病棟の立ち上げフェーズに立ち会うことになったのですが、その際には、いろいろな仲間が力になって助けてくれました。そのときの支えがあったからこそ、今があると感じています。
現場の細かな教育については、各所属長にお任せしています。看護部長という立場上、私は全体を周って新入職員の様子をうかがいながら、必要に応じて背中を押すようなサポートをしています。
小金井太陽病院(こがねいたいようびょういん)
〒1840004
東京都小金井市本町1-9-17
医療法人社団大日会 ( いりょうほうじんしゃだんだいにちかい )