ZENNEI株式会社
たからは、ZENNEI株式会社が運営する定員10名の通所事業所です。通われているのは知的障がいのあるお子さまで、思うように言葉を発することができない子や車椅子の子などさまざまです。 当事業所では法人の畑で芋掘りをしたり、夏には川遊びやブルーベリー摘みをしたりと、自然と触れ合う活動を活発に行っています。また、ハロウィンやクリスマスなど季節にちなんだイベントも実施。「レクリエーションでこういうことを取り入れてみない?」「掘った芋をおやつに使ったらどう?」など、常勤職員が中心となって皆で話し合いながら企画・実行しています。 当事業所が重視しているのは、経験よりも前向きにチャレンジしようという気持ちです。実際に、「はじめてだけどやってみよう!」と、先輩職員やときには子どもからも教えてもらいながら、工作やお菓子作りにチャレンジしている職員がいます。 とにかく体を動かすことが好きな方や何事にも全力で取り組めるような方にはピッタリ。個性あふれる子どもたちと向き合いながら、一緒に成長していける環境です。
たから
〒1920914
東京都八王子市片倉町301-2
ZENNEI株式会社 ( ぜんえい かぶしきがいしゃ )
POINT
1
たからは、職員同士のコミュニケーションが活発な職場です。職員の年齢層は20~50代で、なかでも40~50代が多め。子どもたちのことを気にかけるやさしい職員ばかりです。なかには、早く職場に来て子どもの前日の様子やプライベートのことを話している職員も。明るく、和気あいあいとした職場です。 当事業所では毎朝ミーティングを行い、申し送りや反省点などを話し合いを実施。ミーティングの内容はノートにも記載し、その場にいなかった職員にも漏れなく共有できるようにしています。 ほかにも、常勤職員は週1回程度、職員全体では月1回ほど会議を行っており、話し合いの場が豊富なのも特徴。普段から職員同士で話し合う機会があり、新人さんも溶け込みやすい環境です。 当事業所では学校との連携を密にし、積極的に日々の情報共有を行っています。そのため、子どもの学校での様子を知ったうえで、最適な支援を行うことが可能。たとえば、学校で不安定だった場合には、できる限りマンツーマンで対応しています。子どもたち一人ひとりに寄り添った支援を行えるのが当事業所の魅力です。
季節ごとのイベントが充実。子どもに喜んでもらえる企画を考えるのも楽しみの一つです
POINT
2
たからでは、児童発達支援管理責任者によるマンツーマンのOJTを1ヶ月程度行っています。「この子にはこういう声掛けをします」「この子は自力で靴が履けるよう見守ってください」など、子どもによって異なる声掛けや対応方法を丁寧に指導。「あの動きは助かりました」「今日はここが良かったですよ」など、良かったことを新人さんに伝えて自信をつけてもらうことを重視しています。対応が難しい子については、先輩職員の関わり方を見て学ぶところからスタートするので心配はいりません。質問や相談を受けながら新人さんをサポートしており、早い方で約1ヶ月、長い方で半年ほどで独り立ちしています。 また、やっていく中で感じた質問や悩み、戸惑ったことなどは用紙に書いて提出してもらい、フィードバックを実施。責任者に個別にLINEをして相談することも可能です。教育担当だけでなく、周りの職員も新人さんが慣れていけるようフォローしています。 職員のなかには法人による支援のもと、児童発達支援管理責任者やサービス管理責任者の資格を取得した人も。法人が推薦し職員の希望とマッチした場合には、費用補助やシフト調整などを行い資格取得をサポートしています。働くなかで自身のキャリアビジョンがイメージできたときにはぜひご相談ください。
法人の管理する畑も子どもたちの活動の場。農作業を一緒に楽しめます
POINT
3
たからは、残業が少なく働きやすい職場です。 非常勤職員は基本的に残業はなく、常勤職員は残っても月に2~3時間程度です。主な残業理由は月末・月初の書類業務がほとんど。送迎時に人員の余裕がある場合、事務所に残って事務作業を行う職員を1人置き、残業削減につなげています。 当事業所の特徴は、毎日環境整備の時間を設けていること。清掃や戸棚の整理などを実施し、子どもたちや職員が過ごしやすい空間づくりに努めています。また、2ヶ月に一回のペースで食事会を開催し、職員同士で交流を楽しんでいます。 当法人ではグループホームも運営しており、今後は就労移行支援事業所の開設も予定しています。放課後等デイサービス以外でも経験を積みたい方は系列事業所への異動も可能。多くの経験を積みながら、長く福祉業界の仕事に携わりたい方にぴったりの環境です。
夏休みには川で水遊び。自然とのふれあいを大事にしています
たからの子どもたちは、“帰るよ”と声を掛けても帰らなかったり、車に乗るのを促しても乗ってくれなかったりと、一筋縄ではいかないことがあります。そのため、放課後等デイサービスでの就業が初めての方や、「子どもと遊ぶことが仕事」という考えのある方は、子どもとの関わりで難しさを感じてしまうことがあるかもしれません。 しかし、新人さんには初めから難しいことを要求せず、比較的接しやすい子どもとの関わりからお願いするのでご安心ください。「この子はこういう子だから、こういう風に接した方がいいよ」「こういうときには、こういう声掛けをしたほうが良いよ」など、最初の教育の段階できちんとアドバイスを行います。また、教育担当者や周りの職員になんでも相談できるので不安になることもありません。子どもを第一に思う気持ちとチャレンジ精神があれば大丈夫。新人さんをしっかりとフォローする体制を整えているので、安心して仕事をスタートできるはずです。
一緒に働いてる児童発達支援管理責任者の方とは元々ご縁があり、アルバイトの紹介をしてもらったのがきっかけで働き始めました。現在大学で学んでいる児童福祉に関する就職を考えているのも入職の理由です。
大学で児童福祉を学んでいたものの、実際は障がいのあるお子さまたちと接する機会が少なかったので、「関わり方が難しいな」と感じることはあります。しかし、日々子どもと関わりながら、さまざまな活動ができるのは楽しいですし、この仕事の魅力だと感じています。
職員同士のコミュニケーションが活発な職場です。子どもたちのことでもプライベートなことでも話が弾んで、和気あいあいと働くことができています。私は大学生のアルバイトなのですが、年齢関係なく職員同士で関わることができていると感じています。
子どもたちの気持ちに寄り添える人が向いていると思います。それこそ、私みたいに児童福祉を学んでいる人と今後一緒に働けたらいいですね。
ハロウィンやクリスマスといったイベントのほか、夏休みには川へ水遊びに行くなど、季節ならではの活動を子どもたちと一緒に楽しんでいます。秋には芋掘りをして、掘った芋でおやつ作りもしました。日々の活動を通して学べているので、本当に働いて良かったと思っています。
事前に性格や特徴を会議で教えてもらってから、子どもたちと接します。そして、実際に現場で子どもと関わった後に、「こういう関わり方で良かったですか」と上司や先輩職員に聞き、「あの関わり方は良かった」「その関わり方も大切だけど、こう関わるのも大切だよ」と、フィードバックをもらっています。
同じ障がい区分でも子どもによって個性が違い、関わり方も大学で勉強していたのとは異なるところがありました。関わり方に難しさを感じることもありましたが、一人ひとりを理解し対応できるようになってからは、「楽しいな」と思うことのほうが多いです。
以前は高校でピアノ教師をしていて、児童福祉の仕事は初めてだったのですが、大変に感じたことはありませんでした。すぐに子どもの名前も覚えられましたし、仕事で戸惑うことはなかったです。 ただ、「障がいの特性によって、なかには大きな声が苦手なお子さまもいる」ということを初めて知りました。私は元教師という職業柄で声が大きかったので、気を付けるようにしましたね。
当事業所には幅広い年齢層の職員がいるので、いろいろな話が聞けて楽しいですね。以前、若手の職員からは「好きな推しのライブに行ってます」という話を聞きました。最初は「誰?」という感じで分かりませんでしたが、そこから会話が広がります。プライベートの話をして、皆で笑い合うこともありますよ。
明るく元気で前向きな方や、チャレンジ精神のある方に向いている職場だと思います。「やったことがなくても、まずはやってみよう!」と社長もよく言っています。たとえば、芋掘りのときに汚れを気にせず一緒に作業してくれるような人に来ていただきたいですね。
やりがいは、子どもの成長を生で見られることです。話せなかった子が話せるようになったり、私の名前を呼んでくれたりしたときはとても感激しました。たくさん話しかけたり、話を聞いたりしていることは無駄じゃないんですよね。 また、保護者の方から、「うちの子は癇癪が」と聞くこともあるのですが、子ども自身は教室で“我慢がまん”と言いながら、落ち着こうとしているんですよね。そういう健気な姿を見ると、「かわいいな」と思いますし、元気をもらえます。だから本当に毎日が楽しいです。
話しかけても動かなかったり、普通の接し方ではうまくいかなかったりするような子が多く、対応にはコツが必要です。たとえば、リズム打ちをして、歌いながら行動を促すと動く子もいます。 新人さんには、歌って行動を促すといったアプローチのコツを実践して伝えています。とても楽しそうに動いてる子どもの姿を見ると、最初は戸惑っていた職員も歌って行動を促していますね。