巴株式会社
訪問看護ステーションPLUS+は、2016年に大阪府松原市に開設した訪問看護事業所です。 利用者さまとご家族の思いを尊重し、病状の管理だけではなく、住み慣れた自宅でご自分らしい生活ができるようサービスを提供しています。 利用者さまは、呼吸器を必要とするお子さまや、障がいがあるお子さまもいらっしゃいますが、多くは高齢の方。中には末期がんの方もいらっしゃいます。1日の訪問件数は6~8件で、訪問時間は30分から1時間程度。移動は社用車に加え、ご自身のバイクも利用できます。オンコールの回数は月に10回程度で、実際に出動するのは1~2回ほど。お看取りは月に1~2件ほど発生します。 当事業所では「ええあんばい」をミッションに掲げています。「ええあんばい」とは「ちょうどいい」ということ。一人ひとりの利用者さまとじっくり関わり、その方が求める“ちょうどいい”看護を提供することを大切にしています。また、職員同士の関係性においても“ちょうどいい”距離感を重視。職員が良い雰囲気の中で仕事ができるよう、工夫をしています。たとえば、職場内のレイアウトを壁向きから円卓状に変えたところ、会話が弾み生産性がアップしました。「ええあんばい」を遂行する細やかな気遣いができる方が、楽しく働ける環境です。
POINT
1
訪問看護ステーションPLUS+には、約8名の看護師と約4名のリハビリ職員で構成しています。ほとんどの職員が訪問看護を未経験からスタート。「病院での経験を活かしてスキルアップするため」「ライフワークバランスを整えるため」「楽しそうだから」など、さまざまな理由で入職した仲間が活躍しています。 当事業所は職員同士のコミュニケーションが取りやすい職場です。比較的若い職員が多く、威圧的に振る舞うような職員もいないため、分からないことがあれば気軽に聞ける環境。週1回、看護記録を見ながら振り返りをしたり、分からないことを確認したりするミーティングを設けており、実際にあった症例について情報共有することで看護スキルが磨けます。 当法人では、事業所間の交流も大切にしています。毎年夏には全事業所が参加する夏祭りを開催。そのほか、社長と食事をしながらじっくり話せる会も定期的に実施しています。食事会には他事業所の職員も参加するため、職員同士の交流の場にもなっています。すべての事業所が一体となって、仕事がしやすい関係づくりに取り組んでいる職場です。
訪問の際には社用車や自家用バイクを使用。駐輪場も設置しており便利です
POINT
2
訪問看護ステーションPLUS+は、ワークライフバランスが保ちやすい職場環境です。休みが取りやすく、月の希望休は3日まで申請可能。社長が積極的に有休を消化するよう促していることもあり、有休消化率はほぼ100%を達成しています。休みに関してはお互いにフォローし合う意識が根付いているため、連休の取得も問題ありません。プライベートの時間を大切にしたい方も働きやすい環境です。 基本的には直行直帰で、残業は月5~6時間程度。緊急の訪問が入ったとき以外は、残業がほぼありません。また、当事業所では福利厚生の一環として整骨院の先生による2時間のマッサージを提供しています。施術が受けられるのは毎月3名まで。半額以下の割引価格でマッサージが受けられるため、職員の間でも好評です。
職員がコミュニケーションを取りやすいような内観。情報共有もしやすいでしょう
POINT
3
訪問看護ステーションPLUS+では、病棟とは違った症例に関わることで看護師としてのスキルが高められます。たとえば、急性期病棟ではほとんど携わることがない看取りの経験が積めるのも訪問看護ならでは。利用者さまご本人やご家族の要望を聞き、最期のときまでしっかりと寄り添いたいとお考えの方に適した環境です。 新人職員には、入職後1~2ヶ月かけて同行訪問を行います。最初に施設での訪問を行い、そのあと居宅での訪問を実施。教える看護方法に偏りが出ないよう、先輩職員が2名ほどついて指導し、3ヶ月目辺りで独り立ちとなるイメージです。独り立ち後も現場で困ったことがあれば、管理者や先輩に電話で確認できるので心配いりません。また、担当する利用者さまは、新人職員のこれまでの経験や性格などを加味して振り分けます。 当事業所では定期的な研修も行っています。主な内容は、仕事をするうえで重要となるコミュニケーションの取り方や考え方など。外部の講師を呼び、ワークショップを交えながら話し合うことで、意識の向上を目指しています。
訪問看護ステーションPLUS+では、医師に連絡しても繋がらない、薬の手配に時間がかかるといった、関係機関との連携に時間がかかることがあります。こういった問題は病院勤務では発生しないため、初めて訪問看護に携わった方はもどかしく感じるかもしれません。 そのため、訪問看護ステーションPLUS+では、同行訪問の際には訪問看護特有の問題点について予め指導。余裕をもって仕事を進められるよう、アドバイスしています。たとえば、薬が必要なときには、その1週間前から薬局に連絡して在庫を確保。「薬の入手に時間がかかる」といった問題を回避できます。 また、日頃から頻繁に連携する機関には、郵送できる書類であっても敢えて持参。対面でコミュニケーションをとることで関係を深めています。万が一、緊急対応が必要になった場合には、管理者からフォローすることもできるので、1人で抱え込まずご相談ください。
訪問看護ステーションPLUS+(ほうもんかんごすてーしょんぷらす)
〒5830011
大阪府松原市西大塚2-7-4
巴株式会社 ( ともえかぶしきがいしゃ )