社会福祉法人友愛会
グループホームすずらんは、京都府亀岡市余部町にある介護施設です。グループホームと小規模多機能型居宅介護事業所を併設しています。 グループホームは定員9名。利用者さまの平均要介護度は3程度ですが、要介護1~5の方までいらっしゃいます。小規模多機能型居宅介護に関しては定員28名で、平均要介護度は2程度です。要支援1から要介護5の利用者さまに対し、通所・宿泊・訪問といった幅広い支援を行っています。グループホーム内や在宅での看取りにも対応している施設です。 当施設には、50代を中心に、30代から60代まで幅広い年齢層の職員が在籍しています。グループホームは日勤3名・夜勤1名、小規模多機能型居宅介護は日勤6名・夜勤1名で勤務する体制です。 当施設は、地域密着型の施設で、地域に根ざした活動に力を入れています。お祭りや文化祭など地域のイベントへ積極的に参加。利用者さまと地域の方々のつながりを大切にしながら働ける職場です。 また、職員同士の仲も良く、施設を開設した2007年から現在まで活躍している職員もいます。職員が長く勤められる居心地の良さも当施設の魅力です。
POINT
1
グループホームすずらんは、職員自身のアイデアを活用した働き方や、地域への貢献もできる職場です。 民家を改修して造られた温かみのある建物が特徴の当施設。利用者さまにとって、「第二の家」だと思っていただけるような家庭的な雰囲気を大事にしています。 また、地域との関わりを重視しているところも当施設の魅力です。地域密着型の事業所として、地域のお祭りに参加したり、文化祭に出店したりと積極的に地域との交流を図っています。ときには、当施設内でお祭りや子供向けのイベントを開き、地域の方々に遊びに来ていただくことも。イベントのプログラムや施設内でのレクリエーションの内容は、職員が提案し実現することも可能です。職員は、手芸や音楽など自分の得意なことや好きなことを活かし、利用者さまと楽しく過ごす時間をつくることができます。 職員同士で遠慮せず話し合える風通しの良さも、当施設の特徴です。月に1回会議を行い、利用者さまの現状確認や今後の対応方法などに関して情報共有。職員同士で分け隔てなくそれぞれの意見を発信し、コミュニケーションをとり合う時間を作ることで、スムーズに業務を進められています。
民家を改修して造られた当施設。まるでお家のような居心地の良い環境の中で働けます
POINT
2
グループホームすずらんは、新人さんもしっかりと業務を覚えていける丁寧な教育体制が魅力です。 新人さんの入職後は、まず当法人ついてのオリエンテーションを行っています。管理者から、法人理念や事業所が創立した経緯、運営の形態など細やかな説明を実施。その後、実際にOJTによる研修を行う流れです。OJTの研修期間は3ヶ月ほど。まずは、日勤帯の研修から始め、早番や遅番の実践後、夜勤に入っていきます。時間をかけて業務に慣れていけるので安心です。 新人さんは、研修中は1ヶ月ごとに自身の業務に関する習熟度や不安な点などについてチェックシートに記載した上で、リーダー職員との面談を行います。定期的な自己評価と先輩職員からの丁寧なアドバイスで着実に成長していけるはずです。 当施設では、職員が独り立ちしたあとも学び続けられるよう、社内研修を実施。法定研修以外にも、接遇面や介護技術について学ぶ機会を月に1回ほど設けています。 また、外部研修への参加や資格取得に対しても積極的に後押し。たとえば、認知症介護実践者研修は、事業所から職員に受講を勧めた場合は費用の補助に加え日当も支給しています。スキルアップ面のフォローも手厚いため、介護について意欲的に学びたい方にぴったりの職場です。
POINT
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グループホームすずらんでは、職員がプライベートの時間も大切にできる環境を整えています。 当施設では、残業はほとんど発生していません。勤務時間内でしっかりと次の勤務者へ業務を引き継ぎを行っているため、職員はほぼ定時で退勤することができています。 また、希望休は基本的には月に2日間申請でき、それ以上の日数の場合は相談の上で希望を出すことも可能です。有給休暇は半日から取得できるので、家庭や自分の都合に合わせて利用することもできます。 当施設では、これまでに産休や育休の取得実績があり、復帰後は時短勤務で働いている職員もいます。時短勤務はお子さまが小学校3年生になるまで可能。お子さまの成長に寄り添い、ワークライフバランスを保ちながら働けることも当施設の魅力です。 当施設では、職員同士の仲が良いことも働きやすい環境につながっています。年齢や役職の違いに関わらず、フラットに打ち解けられる関係性が魅力です。コロナ禍以前は、忘年会や新年会などを行い交流を深めていました。事業所が開設した当時から現在まで勤続している職員も6~7名在籍。職員間の関係性の良さと定着率の高さが自慢の職場です。
グループホームすずらんでは、小規模多機能型居宅介護も行っていることもあり、職員は通所や訪問、宿泊といったさまざまな状況への臨機応変な対応が必要になります。そのため、小規模多機能型居宅介護の業務が未経験の方は、新しい業務や勤務体制に慣れていけるか不安に感じることがあるかもしれません。 しかし、当施設では、先輩職員による丁寧な業務指導を行っているのでご安心ください。入職後3ヶ月程度まではチェックリストを使用し、1ヶ月おきに業務の習熟度や課題を面談で確認しながらフォローアップ。小規模多機能居宅介護の業務が未経験の方でも、安心して業務に取り組めるような環境を整えています。 また、利用者さまも毎日顔を合わせる方ばかりで馴染みやすく、すぐに環境に溶け込んでいけるはずです。通所や訪問、宿泊などさまざまな状況の中で利用者さまと接していく中で、その方の人生に深く関わっていける喜びややりがいも感じられます。 先輩職員から声掛けやアドバイスもしっかり行うことでサポートしており、不安なことがあればいつでも相談できる職場です。
グループホームすずらんができた当初は、職員が利用者さまと一緒に旅行も行ってたんですよ。ただ、やっぱり介護保険の改正があったり、人員配置的なこともあったりして今はできないんですけど、旅行に行ったときに利用者さまもすごく生き生きとしていて。そんな楽しいこともありました。利用者さまとも、職員同士でも、温かい雰囲気の中で関わっていけるところが魅力ですね。
利用者さまに対して、「このときには何をしてあげるのがこの方にとって一番良いのか」「どんなことが楽しいのか」を、私たちと一緒に考えてくださる方と働きたいですね。先輩からの経験談を聞きながら、自分自身でも勉強してスキルアップしていきたいという思いのある方におすすめできる職場です。
一番の喜びは、やっぱり利用者さまやご家族から感謝の言葉をもらえることです。グループホームでいうと、約10年間当施設に入所していた方が、あるときからよく意識がなくなるようになったことがありました。救急搬送したりしたんだけれども、その方のご家族が「私たちより長く接してくれている職員さんがいるこの環境の中で看取ってほしい」と当施設にいることを希望してくださったことがとても嬉しかったです。
私は元々看護職で病院勤めをしていて、最初は福祉の「ふ」の字も知らずに「看護職員さん募集」という求人を見て当施設に入職したので、介護保険についても何も知らずに入ったんです。病院だったら全部がマニュアル化されている中でその病名に対する治療になっていきますけど、福祉はその方の人生や環境であったり、地域であったりによって対応がさまざま。認知症の中でも症状が違うし、「答えのないものに対して向き合うことが福祉なんだな」と思いましたね。最初はその怖さがあったけれども、今は向き合って「その方のためにどうしてあげるべきなのか」と考えるのが楽しいです。
すずらん(すずらん)
〒6210806
京都府亀岡市余部町中条17番地
社会福祉法人友愛会 ( しゃかいふくしほうじんゆうあいかい )