医療法人社団しろひげファミリー
しろひげ訪問看護ステーションは、都営新宿線「瑞江」駅より徒歩約8分の場所にあります。当事業所を運営するのは、医療法人社団しろひげファミリー。併設する「しろひげ在宅診療所」の院長が中心となり、訪問介護や居宅介護支援事業なども展開しています。在宅で最期のときを過ごしたいと願う患者さまとご家族に寄り添い、「幸せな在宅での時間」を実現するために、地域の関係機関や専門職と連携してサービスを提供している事業所です。 当事業所の一番の特徴は、在宅診療の医師と一緒に仕事を進められることです。同じ施設内に診療所があるため、患者さまの経過や治療方針について常に医師と会話ができる環境。「今日は患者さまがこれを食べられた」といった小さな情報も共有できます。患者さまの容態が良くないときには予定を変更して医師が訪問するなど、状況に合わせて訪問の微調整も可能。まるで病院内のナースステーションにいるような感覚で、訪問看護を行えるのが当事業所の強みです。高い志をもつ職員とともに、患者さまやご家族にとって満足度の高いケアを提供したい方は、やりがいをもって活躍できるでしょう。
POINT
1
しろひげ訪問看護ステーションでは、手厚い指導で新人職員の成長を後押ししています。入職後約1ヶ月半は、OJTとeラーニングを併用して基本的な知識を習得。eラーニング終了後も同行を中心にOJTを継続し、入職後3ヶ月ほどで独り立ちとなります。OJTにはマニュアルを完備していますが、褥瘡など現場で必要な知識については、その都度、写真などの資料を交えながら個別で指導。また、プリセプターをつけて年に5回ほど面談を実施しています。悩みや困りごとがありそうな職員に対しては、個別で毎月面談をすることも。決して無理をして独り立ちさせるようなことはないので、安心感をもって仕事を始められる環境です。 当事業所は、ベテラン職員を中心に職員同士で学び合える環境が整っています。火曜日の昼だけは全員が訪問を入れずに、勉強会やカンファレンスを実施。直近では医療用麻薬に関する勉強会を行いました。当事業所を立ち上げた3名が職員に対して丁寧に指導を続け、今では考え方から薬の使い方、処置の方法まで高いレベルで統一されるようになっています。勉強熱心な職員も大勢おり、自主的に学んでスキルを伸ばしたいという方にぴったりの職場です。
リハビリのみならず、医療的な分野にも関わりながら幅広い知識が身につきます
POINT
2
しろひげ訪問看護ステーションは、和気あいあいとした雰囲気で働きやすい職場です。職員は女性を中心に20~50代と幅広い年齢層が活躍中。管理者が中心となって、業務はもちろん職員の精神的なフォローにも配慮しており、安心感をもって仕事に取り組める土台ができています。家庭と仕事を両立しながら働く職員もおり、有休については前もって相談してもらえれば希望どおりに取得可能。連休を取得して田舎に帰省する職員もおり、プライベートも大切にして働けます。 当事業所は、ライフステージによって働き方が変わるのは当然だと考えており、夜勤やオンコールはできる人にお願いしています。そのため、子育て中の職員に夜勤やオンコールをお願いすることはありません。その分、子育てが落ち着いたら、そのときに子育てをしている職員のフォローをしてもらえればいいという考えです。オンコールは、土日祝日も当番制で入ってもらい、多少の残業が発生することもあります。オンコール手当は、平日5000円で週末は1万円、エンゼルケア手当は1回1万円、祝日出勤手当は3000円です。しっかり働いて稼ぎたい方、プライベートとのバランスを保ちながら働きたい方、どちらも活躍できる職場です。
毎週火曜日の昼は職員同士でご飯を食べて交流を深める時間にしています
POINT
3
しろひげ訪問看護ステーションは、チーム制で業務にあたっています。担当する患者さまはある程度決まっていますが、ときには新人にお看取り経験をしてもらうため、変更して先輩の訪問に同行することもあります。一人ひとりに合わせた手厚いフォローのもと、経験を積んで着実にスキルアップできる環境です。 当事業所は、「明るく、楽しく、元気よく」をモットーに掲げ、仕事の中の喜びを職員みんなで共有したいと考えています。お看取りが多い事業所ですが、何とか患者さまの力になりたいと願う職員ばかり。ご家族に写真や動画を残すための知恵を出し合ったり、患者さまに桜を見せてあげるため、職員みんなでシフトを調整してお花見に出掛けたりしたこともあります。患者さまやご家族からの感謝がやりがいとなり、仕事への活力となっています。
患者さまからの「ありがとう」は、職員全員で共有。モチベーションをもって働けます
しろひげ訪問看護ステーションの患者さまは重度の方が多く、お看取りとなるケースも少なくありません。職員は患者さまやご家族の心の声を汲み取り、状況に合わせた対応をとる必要があります。深刻な状況が苦手でパニックになってしまうようだと、仕事に課題が残るかもしれません。 しかし、当事業所では職員が自分の課題を明確にして解決できるよう、一人ひとりに合わせた指導を行っています。ときには、話す内容を項目分けし、可視化した資料とともに面談を行うことも。たとえ現場で分からないことがあっても、周りの職員に聞けば誰でも答えてくれるので安心です。患者さまやご家族に寄り添いながら、少しずつ傾聴力を身につけていってください。
面接のときに院長と管理者の雰囲気が明るく、勤めやすそうな職場だなと思いました。これまでの職場で事務の方と深く関わる機会があまりなかったのですが、面接のあとに事務の方からメールをもらい、すごく丁寧に対応してくれる事業所だなと感じ入職を決めました。
訪問では比較的、身体を動かせる患者さまが多いのかなと思っていたのですが、しろひげ訪問看護ステーションは重度の方が多く、途中でリハビリができなくなってお看取りになることもよくあります。しかし、リハビリができなくても、ドクターと深く関わりながら自分が思っていたよりも広い範囲で医療に携わることができ、良かったと感じています。
チームで仕事ができることです。事務職と専門職の仕事のバランスが良く、事務的な仕事を手厚くやってもらえるため、自分の本職に力を入れることができています。また、地域医療に積極的に展開したいと考えていましたが、江戸川区に対してさまざまなことに挑戦しているしろひげ訪問看護ステーションの姿勢が自分の理想を超えていて、本当に素敵だなと思っています。
しろひげ訪問看護ステーションではお看取りや末期の方と対峙することが多いので、理学療法士としてただリハビリをするだけではなく、幅広く医療に携わりたいと考える方に向いていると思います。また、体操教室など理学療法士として地域に貢献できる機会もあるので、地域医療に対して興味がある方にもおすすめです。
訪問看護の仕事に就くまでは、患者さまの治療が終われば仕事は終了で、自宅の中まで気にすることはありませんでした。しかし今では、トイレや手すりの位置など、自宅での生活にも深く関われるようになったことで、患者さまやご家族の喜びをより近くで感じられるようになりましたね。
訪問は未経験でスタートしました。病院では必ず近くにドクターがいるので安心ですが、訪問は一人で行くので、万が一、急変があったらどうしようと不安でした。今でもその緊張感はあるのですが、血圧がこの高さならリハビリを中止するといった基準をあらかじめ設定しておくことで、以前よりは安心感をもって仕事ができています。
前職は回復期のリハビリ病棟に勤務していました。書類作成のために患者さまの自宅に行ったところ、自宅の中や周りの環境で気付いたことが多く、やはり患者さまが生活する場所を実際に見てみないと分からないと思ったことが、訪問に興味をもったきっかけです。しろひげ訪問看護ステーションに決めたのは、見学の際に事業所全体の雰囲気が良かったからです。
コミュニケーションが活発で、良い雰囲気の中で仕事ができます。病棟はフロアで仕事が完結するので、ほかのフロアのことは全然分からない状況だったのですが、しろひげ訪問看護ステーションではいろいろな部署の人と連絡をとり合うので、その点が良いと思います。
これまでは、患者さまとの関わりは基本的に1対1で、1ヶ月に1回ほどご家族やケアマネジャーと面談するという感じでした。しろひげ訪問看護ステーションでは、同居するご家族が一緒にケアすることもあるので、患者さまだけではなく、周りのご家族やケアマネジャーとも密に連携して仕事ができるようにならないといけないと感じています。
まだ入職して間もないので、今は理学療法士や看護師、ドクターに同行して、皆さんがどういった仕事をしているか、患者さまはどのような状況なのかを学んでいます。
院長とは以前、一緒に仕事をしていました。最期のときを自宅で過ごしたいと願う患者さまやご家族に対して、24時間365日本気で向き合える事業所を作ろうと、一緒にしろひげ訪問看護ステーションを立ち上げました。
しろひげ訪問看護ステーションの設立後、我々の熱意が伝わったのか、一緒に仕事をしたいと言ってくれる地域のケアマネジャーや訪問看護ステーション、求職者があまりに多く驚きました。患者さま全員を連れて移ってきた事業所もあり、患者さま枠は数ヶ月で満杯になったんです。それでも質を落とさずに対応できるよう職員を増やし、必死で走り続けてきました。自分たちが立ち上げた事業所が想像以上に大きくなったことが驚きではありますが、今では江戸川区で欠かせない存在になっている自負があり、集まってくれた仲間に感謝しています。
実際のところ、しろひげ訪問看護ステーションで働きたいと言ってくれる職員は多く、院長の公演を聴いた方や、過去にお看取りをした患者さまのご家族が看護師になってここで働きたいと言ってくれたこともあります。当事業所では入職者を本当に大事に育てているので、離職者もほとんどいませんね。
重度の方や、お看取りとなってしまった方に真剣に向き合える環境があり、喜んでいただけたときには大きなやりがいを感じます。24時間365日対応するので身体はきついですが、心は満たされていて、これで良かったと思っています。
しろひげ訪問看護ステーション(しろひげかんごすてーしょん)
〒1320014
東京都江戸川区東瑞江3-55-11
医療法人社団しろひげファミリー ( いりょうほうじんしゃだんしろひげふぁみりー )