学校法人荒畑学園
なおび幼稚園は、1963年に設立し、西部多摩湖線「一橋学園」駅より徒歩約9分に位置する幼稚園です。3~5歳の児童を受け入れており、6クラスに分かれて約120名が通園しています。通常保育のほかに、預かり保育も担当の職員が対応。職員は20~30代が多く、各クラスの担任が6名、パート職員が数名です。ほかにも、園長、事務員、バス運転手が協働しています。 当園の特徴の1つは、チーム保育を行っていること。クラスごとに壁で仕切らず、2学年以上が混ざって過ごす機会が多数あります。また、子どもたちが多くの先生や異なる年齢の園児と関わるよう、1クラスのなかに年中・年長を混ぜて組を編成。子どもたちの視野を広げることにつながっています。多くの人との関わりを通じて、約束を守ることの大切さも教育するなど、日常のなかでの学びを大事にしている幼稚園です。 大自然を感じられる園庭での保育も、当園の魅力。座学よりも、自然のなかで感覚や感情を深めていく学びを大切にしています。“秋になったらセミがいなくなったけど、どこに行ったんだろう”“昨日はベタベタだった土の感触が、今日はサラサラだ”といったことを、子どもたち自身が発見。“あ、面白いことを見つけたな”という瞬間に立ち会えたときが、職員のやりがいです。
POINT
1
なおび幼稚園では、職場全体で子ども全員を見るというチーム保育を行っています。 園舎には仕切りがなく、互いのクラスの様子が見えるので、すぐにほかの先生の応援を頼んだり、意見を聞いたりできる体制です。特に新年度すぐの4~5月は補助の先生も入り、クラスが落ち着くまで複数人で見守り。職員同士で常に助け合えるため、安心感は抜群です。 チーム保育実現の秘訣は、職員のコミュニケーション。20~50代の、子育て経験もさまざまな職員がそれぞれの視点から意見を擦り合わせ、全員でより良い保育を目指しています。たとえば、月に1回、30分~1時間のミーティングを実施。園全体の現状を振り返ったうえで、“こんな歌を歌いたいよね”“こういう絵を描かせてあげたいよね”と打ち合わせしています。子どもたちの成長のために、次はどういった働きかけをすべきか考え、次月のカリキュラムを決定。皆で意見を出し合うからこそ、職員全員が園の方向性に納得して働けます。 また、1日の終わりには情報共有の場を用意。“今、こんなことで困っているんだけど…”という声があれば、“こうしたらいいんじゃない”“うちは今、こうしているよ”と提案し、すぐに解決。和気あいあいとした雰囲気で気兼ねなく相談できることが、働きやすさにつながっている職場です。
東京都小平市にある幼稚園。都会のど真ん中にある豊かな自然のなかで働けます
POINT
2
なおび幼稚園は、仕事とプライベートにメリハリをつけて働けることも魅力です。変形労働時間制を採用しており、園の行事があるときはシフトを長めに組み、行事後は午後3時までにするなど、柔軟に調整。残業時間の削減に取り組んでおり、残業はほとんどありません。 有休消化率はほぼ100%。園の夏休みや冬休み期間は預かり保育のみ、年末年始は預かり保育も行わない休みになるため、10日前後の長期休暇を取得している職員が多くいます。そのため、お盆に合わせて連休を取っての帰省なども可能。一人ひとりの希望に合わせて休みを取れるよう、全員で協力しています。ほかにも、ボーナス休暇やリフレッシュ休暇をそれぞれ年5日支給。特にリフレッシュ休暇は平日での使用を推奨しており、平日にしかできないこともこなせます。代わりにフリー保育士を配置するため、クラス担任も安心して休むことが可能です。もちろん、夏休み・冬休みの連休につなげてもOK。プライベートを楽しめる機会を多く提供している職場です。 また、産休・育休の取得実績もあるうえ、復職後は時短勤務や勤務形態の変更の相談も可能です。実際に、遅出・早上がりをしているクラス担任の職員や、午前中のみ出勤しているパート職員も活躍中。ライフステージに合わせた働き方を叶えられます。
子どもたちが楽しそうに泥遊びをしている様子。学びを発見する瞬間に立ち会えます
POINT
3
なおび幼稚園は、未経験者でも安心して学べる環境を整えています。 はじめは先輩職員とタッグを組んでクラスを担当。先輩職員が子どもたちをとり仕切る姿から学び、できることを増やしていく方針です。2学期以降は、徐々に自分でも子どもたちを動かす立場になっていきます。1年をとおしてすべての行事を経験するまでは、いきなり業務を丸投げすることはありません。チーム保育を行っているので、2年目からも不安は少ないはず。特に4~5月は補助の先生がサポートに入るので、安心して働けます。 また、当園では定期的に学ぶ機会をつくっています。2ヶ月に1回は、臨床心理士が来園して研修会を開催。発達がゆっくりな子へのアプローチ方法を中心に、さまざまな内容を学んでいます。臨床心理士が実際に子どもたちの様子を見るため、接し方について具体的なアドバイスをもらえることも。幼稚園教諭としてスキルアップできる環境です。 ほかにも、小平市私立幼稚園協会が半年に2~3回主催している研修会にも、自由に参加可能。「保護者との関わり方」「先生同士のコミュニケーションのとり方」などの新卒向けの内容から、発達障がいについての知識まで幅広く学べます。自発的に参加したい研修がある職員には、研修手当を一部支給。職員の意欲を応援している職場です。
広くても見通しやすい園庭が広がっているため、子どもたちの様子を常に見守れます
なおび幼稚園では、チームでの保育を大切にしています。クラス合同で保育することも多く、周囲の状況を見ながら、職員同士で声を掛け合う協力が必要不可欠。そのため、これまで1人で1クラスに絞って担当していた人は、当園とのやり方の違いに戸惑ってしまうかもしれません。 しかし、クラス合同での動き方が分かりやすいよう、先輩職員が新入職員をしっかりフォロー。“次はこうするよ”と逐一声を掛けているので、動き方が分からないと悩むことは少ないはずです。もちろん、当園の仕組みに不安なことがあるときは、いつでもご相談ください。“教えてほしい”という声には必ず対応してサポートします。1日の終わりには報告できる機会もあるため、困りごとや悩みがあっても声を上げやすい環境です。
当園の保育観が自分と合っていたことが理由です。勉強を詰め込むのではなく、子どもたちが自然や遊びのなかで発見したことを学びにつなげる点が魅力でした。当園の良いところだと思います。
子どもたちがいきいきしている様子がすぐ分かりました。自然が多く、空間も広いので、子どもたちものびのびと生活できているんですよ。ここに入職して良かったと思いましたね。
当園の保育観に皆が共感していて、同じ目線でチーム保育をできることが魅力です。皆で子どもたちを見ているので、年長クラスの先生も年少の子どもたちを知っているし、逆に年少クラスの先生も年長の子どもたちを知っているんです。“この子のここが良くなったよね”と、子どもたちの成長を皆で分かち合えるのがうれしいですね。
子どもたちの成長が一番のやりがいですね。4月で年次が上がったときに、“どんな先生かな、どんな友だちかな”とドキドキしていた子どもたちがどんどん打ち解けていったり、できなかったことができるようになったりと、一つひとつの成長がうれしいです。“先生、できたよ!”と言ってくれたときなど、子どもたちの喜びを一緒に共有できることが、この仕事のやりがいだと思っています。
なおび幼稚園(なおびようちえん)
〒1870022
東京都小平市上水本町4-21-1
学校法人荒畑学園 ( がっこうほうじんあらはたがくえん )