社会福祉法人一寿会
2012年7月に開設した特別養護老人ホームしきの郷は、定員60名、全室ユニット型個室の施設です。入居者さまの平均年齢は79歳前後で、平均介護度は要介護4以上。同じ建物内には、同一法人のショートステイやデイサービスもあります。 レクリエーションにおいては、介護職員が立案した企画を積極的に採用しているため、主体性を活かして働きたい方に最適な職場です。立案者がレクリエーション計画書に企画の具体的な内容や予算を書き、フロアリーダー、生活相談員、施設長の順に承認を得て、実行という流れとなります。職員一人ひとりの考え方を尊重する組織文化で、過去に介護職員が立ててくれた企画はほぼすべて承認してきました。入居者さまのためになる企画を提案した職員に3000~5000円のクオカードを贈呈する表彰制度があるので、モチベーション高く立案に取り組めます。 また、希望者は同法人内のショートステイやデイサービスへの異動も可能。半年ごとに1回実施する個別面談で、異動についての希望を確認します。企画を立案したり、複数の施設形態を経験したりと、やる気次第であらゆる経験が積める施設です。
POINT
1
特別養護老人ホームしきの郷では、現場の意見を吸い上げられる体制を整えています。まず、現場で働く介護職員、フロアリーダー、施設長が参加して、月1回のフロア会議を実施。入居者さまについて話し合い、情報共有を行っています。レクリエーションの企画立案はもちろん、業務改善の提案なども自由に発信できる場です。 次に、フロア会議で話し合われた内容を、フロアリーダーがリーダー会議で検討します。リーダー会議は月に1回、看護師・ケアマネジャー・生活相談員の各職種リーダーと施設長が参加して実施。入居者さまと近い距離で関わる介護職員の意見や考えを、リーダー会議の参加メンバーでしっかり共有し、施設運営に積極的に反映しています。 施設運営に自分の考えや思いが取り入れられているという感覚が、大きなやりがいに繋がります。
フロアごとに、フロア会議や事例検討会を実施。互いに協力し合い、学び合っています
POINT
2
特別養護老人ホームしきの郷では、職員が安心して長く働けるよう、一人ひとりの生活スタイルに合った働き方に柔軟に対応しています。実際に、正職員からパートに雇用形態を切り替えた職員や、夜勤のあり・なしを切り替えて正職員として働き続けている職員が複数名いる環境。パート職員は、1ヶ月前までに相談の上、勤務日数・勤務時間を変更することも可能です。また、1日3時間以上の労働時間を確保するという決まりを守った上で、フレックスタイム制で働くこともできるため、子育て中の方も無理なく育児と両立しながら働けます。 年間休日数は125日以上と多めで、月の希望休は3~4日設けています。また、有休は1時間単位での取得が可能。お互いさまの精神で休みをカバーし合えるので、希望休も有休も、フロア内の職員同士で調整して取りやすい職場です。さらに、職員間の協力体制が整っているため、残業もほぼありません。趣味を楽しんだり家族と過ごしたりと、プライベートの時間を大事にできます。
ひな祭りレクなど、生活に彩りを添える提案を自由に発信できます
POINT
3
特別養護老人ホームしきの郷では、介護職員のスキルアップを全力で応援するために、研修制度を充実させています。受講可能な外部研修の一覧を施設内の掲示板に掲示しており、介護職員は雇用形態や勤続年数に関わらず、自身の興味・関心に基づいて知識を深められます。過去には、認知症研修や喀痰吸引等研修を受講した職員もいました。受講費・交通費は全額施設負担で、受講は業務の一環として勤務扱いとしており、スキルアップへの意欲が高い方にうってつけの職場です。 また、当施設では、半年ごとに評価面談を実施。施設理念への理解度や言葉遣い、身だしなみなど50項目の明確な判断基準のもとで評価を実施しています。評価シートを用いて介護職員が自己評価を行ってから、リーダー、ケアマネジャー、施設長が評価を行う流れです。年齢や勤続年数に関係なく、実力による評価で賞与の額や昇給を決定。給料アップのために頑張ろうと、モチベーション高く仕事に取り組める環境です。
和風庭園を望む広々としたお風呂。手すりも設置済みで、安心して入浴介助を行えます
介護職経験者の方の中には、新しい職場に入ると、これまでに培った経験やスキルを活かせなくなるのではと不安に思われるかもしれません。しかし、特別養護老人ホームしきの郷は、経験を活かして活躍したいという介護職経験者の思いを大切にする職場であるため、ご心配は無用です。 当施設の理念に沿った行動をとり、思考を持っていただけるのであれば、介護職経験者の方がこれまで培ってきたやり方や考え方を変える必要はありません。そのため、施設理念はしっかり理解してほしいと考えています。施設理念に沿った新しい介助のやり方などを提案されたい方は、ぜひフロア会議の場をご活用ください。
もともと、介護福祉士になって地元に貢献したいという思いがありました。また、インターンシップに参加したときのインターン先の方が、「初めて介護業界に挑戦するなら特別養護老人ホームが良いですよ」とアドバイスをくださったんです。それで、地元にある、インターンシップでもご縁のあった特別養護老人ホームしきの郷に入職を決めました。
休日にボランティアや外部講習会に参加したかったので、希望休を月3~4日出せる勤務環境はありがたかったです。 自主的な勉強以外にも、介護食や嚥下など、さまざまな内容の内部研修が行われていますし、事例検討会も各フロアで開催されています。介護雑誌・書籍も職員の勉強用に多く置かれており、学べる機会は本当に多い職場だと思いますね。 スキルアップを図っていることに対して、施設長や周りの職員から「よく勉強しているね」と褒めてもらえることや、その頑張りを収入として還元してもらえることは、大きなモチベーションになっています。
介護職員が自分のカラーを大事にしながら成長できる環境があるため、人と関わりながらお世話をすることが好きな方であれば、どんな方にも向いていると思います。 あとは、スキルアップ支援が充実しているので、学ぶ意欲の高い方には絶対におすすめです。
仕事を任せてもらえて、成長できることが一番のやりがいです。自分に足りないところを周りの職員にカバーしてもらえる環境が整っているため、新しいことに挑戦するときにも、安心して取り組めます。
新人教育を担当するときには、十人十色の個性を尊重し、とにかく大切に育てるという思いで指導にあたっています。教える側の考えを押し付けないことや、新人職員の良いところをさらに伸ばすことを意識していますね。
特別養護老人ホームしきの郷(とくべつようごろうじんほーむしきのさと)
〒6360306
奈良県磯城郡田原本町西竹田27番地の1
社会福祉法人一寿会 ( しゃかいふくしほうじんいちじゅかい )