星野病院は、1955年に開院し、長い間地域の医療に貢献してきた病院です。病床数は医療療養病棟が52床、介護医療院が35床。在宅医療にも対応しています。病棟・外来ともにご高齢の患者さまがほとんどで、1日の来院者数は50名ほどです。中心となっている科目は内科と循環器科。高血圧や糖尿病、心疾患などがある患者さまが多く来院されています。病院に23名ほど、外来に3~4名ほどの看護師を配置。理学療法士は病棟と外来を合わせて2名ほどで対応しています。そのほか、介護スタッフや作業療法士、ケアマネジャーなど多職種が在籍。看護師とリハビリ・介護スタッフは月に1回ほど合同ミーティングを実施しています。職種間でスムーズに力を合わせてケアに取り組める病院です。 当院は、役職の壁を超えて誰にでも相談しやすい環境です。たとえば、看護部は看護部長を中心に、役職者がスタッフの不安や悩み相談に対応。必要に応じ、事務長もフォローに入っています。 院長とスタッフの距離が近いことも当院の特徴です。入職して1年未満の新人さんには、院長が声掛けをしたり一緒にご飯に行ったりしています。せっかく入職してくれたスタッフには長く勤めてほしいというのが院長の考え。そのためにも、役職にとらわれず話しやすい人間関係の構築を大切にしています。実際に退職率の低さにも繋がっており、勤続年数15年ほどのスタッフが多数在籍しています。
POINT
1
星野病院は、残業時間が少なくプライベート重視で働きやすい環境です。たとえば、看護師の残業時間は、月に約10時間以下。月に4~5回ほどの夜勤の際、患者さまの容態が急変した、といった場合に発生する程度です。また、理学療法士の残業時間はほとんどありません。退勤後に自分の時間をしっかり確保できます。 有休は半日単位で取得可能です。一般職員の有休消化率は、ほぼ100%。役職者が積極的に声掛けしており、お休みを取りやすい雰囲気です。希望休の回数は職種ごとに異なり、常勤の場合看護師は月に4日まで、介護スタッフは月に3日まで申請できます。リハビリスタッフは日曜と祝日が固定でお休み。家庭や趣味などの予定を大切にできます。 当院では、スタッフのライフステージの変化による雇用形態の変更にも柔軟に対応。子育て世代も働きやすい職場です。役職者をはじめ子育てに対する理解のあるスタッフが多く、子どもの体調不良による急なお休みの相談もしやすい雰囲気。家庭と仕事を両立させながら働きたい方におすすめの病院です。
院内には居宅介護支援事業所も併設。連携しながら地域に貢献できる病院です
POINT
2
星野病院では、患者さまの視点で考え丁寧に対応することを心掛けています。 たとえば、看護師の病棟での業務内容は、IVHをはじめとする栄養剤の投与や点滴、食事の介助など。何をするにも、まずは患者さまに声掛けを実施しています。当院では、接遇委員会が毎月挨拶の目標を設定しており、患者さまへはもちろん職員間も挨拶を励行。仲間と声を掛け合いながら気持ち良く働けます。また、患者さまのおむつ交換や入浴介助は介護スタッフが担当。看護師は基本的に自身の専門業務に集中できる環境です。 当院の理学療法士は、主に骨折や脳疾患などの急性期を過ぎた後の患者さまに対し、リハビリを提供しています。理学療法士1人あたりの1日の対応人数は10名ほど。基本的に、1人の患者さまにつき20分のリハビリテーションを2セット実施しています。 当院は、ご高齢の方が多数来院されています。なかには、スタッフに直接感謝のお言葉を伝えてくださる方も。患者さまと信頼関係を構築でき、やりがいを感じられる職場です。
広々としたリハビリルーム。歩行訓練をはじめ患者さまに合ったケアを提供できます
POINT
3
星野病院は、未経験者や経験の浅い方でも安心して成長できる教育体制が強みです。新人さん一人ひとりの成長速度に合わせた指導を行います。 たとえば、新人の看護師には、入職後1ヶ月・3ヶ月・半年ごとに業務内容をまとめたマニュアルを用意。固定の教育担当から指導を受けられます。また、初めは介助や器具の片づけなど、補助的な業務からスタート。仕事に慣れてきたタイミングで看護の仕事に入るほか、病棟には慢性期の症状の方ばかりということもあり、落ち着いて業務を身につけることが可能です。実際に、ブランク明けで入職したスタッフもいます。 理学療法士の新人さんには、入職して3ヶ月程度は先輩スタッフがついてレクチャーを行います。外来・病棟・訪問リハビリテーションの順に指導。書類の書き方も覚えつつ、半年ほどで独り立ちを目指します。対応しやすい症例から取り組めるので、自分のペースで着実に成長できる体制です。 当院は新人さんに対し、手厚いフォローを行っています。入職後3~4ヶ月間は毎月約1回、事務長との面談を実施。不安や悩みがあれば相談できます。 介護スタッフや看護師、理学療法士が資格取得や学会出席などにかかる受験・参加費用は、基本的に当院が全額補助。この制度を活用して、介護福祉士の資格を取ったスタッフもいます。独り立ち後も、しっかり成長できる職場です。
光がたっぷり射し込む大きな窓。明るい雰囲気の病室でケアに取り組めます
星野病院では、患者さまの多くがご高齢の方です。慢性疾患のある方が多いこともあり、特別な治療を実施することは基本的にありません。病棟での看護業務は、栄養剤の投与や食事の介助などが中心です。慢性期のケアに慣れていない方は、「自分にできるかな…」と思われるかもしれません。 しかし、当院では新人さんに対し丁寧なOJTを実施しているので、安心です。固定の教育担当がついており、分からないことがあればいつでも質問できます。 長期的に患者さまと関わることが多く、一人ひとりとしっかり向き合って信頼関係を築いていけることも、魅力の一つです。感謝のお言葉をいただける瞬間が、職員のモチベーションにつながっています。 当院では、お看取りにも年間100件ほど対応しています。職種間の連携体制が整っており、患者さまそれぞれに合ったケアを提供できる環境。患者さまの人生に最期まで寄り添える病院です。
何かあった際に、役職を問わず誰にでも相談しやすい体制の病院です。新人さんにとっても周りを頼りやすい環境なので、安心して働けますよ。
当院は、役職に就いているスタッフが全体的に高齢化しつつあります。そのため、特に看護師で中心的な役割を将来担いたいと考えている方と、ぜひ一緒に働きたいですね。
ほとんどの患者さまが私の名前を覚えてくださっているんです。「事務長さん」と声を掛けてくださる瞬間が、うれしいですね。長年勤めているからこそ、外来でも病棟でも患者さまと良い関係性を築けているんだと感じられます。
スタッフの世代交代をバックアップできるよう、教育に力を入れています。一人ひとりの相談にも耳を傾けながら、しっかり育成していきたいと考えています。
私は勤続年数が40年ほどになるので、その間にスタッフの入職や退職をたくさん見てきました。これからもスタッフのことを第一に考え、一人ひとりが働きやすい環境作りに取り組んでいくつもりです。
医療法人星野病院(いりょうほうじんほしのびょういん)
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