医療法人明倫会
宮地病院は、1954年に設立しました。神戸市東灘区本山中町にあり、病床数は88床です。病棟の平均在院日数は、一般病棟が約19日、療養病棟が約117日。職員の人数は、看護師は一般病棟が約25名で療養病棟が約20名、介護職員は一般病棟が約8名で療養病棟が約10名活躍中です。 子育て中の職員も、働きながら育児と両立しやすいことが当院の魅力。産休・育休によってキャリアを諦めなくて良いように、育児サポートの制度を整えています。産休・育休の取得率は約100%。育児休業からの職場復帰率も約90%と高い割合です。復帰後は、お子さまが小学校卒業まで正社員のまま時短勤務が可能。雇用転換の相談もできます。時短勤務は、1日最大2時間まで短縮でき、自身のワークスタイルに合わせて働ける環境です。 また、法人内にある保育所を優先利用することもできます。保育所は法人内で3ヶ所保有。職員が一時保育で利用したり、自宅近くの保育園が空くまでのつなぎとして利用したりしています。ライフステージが変わっても長期的にキャリアを築ける職場です。
POINT
1
宮地病院では、職員の頑張りを客観的に評価しています。目標評価管理シートを用いた人事評価制度を導入しており、年度初めに1年間の目標を設定。半期ごとに進捗を確認します。年度末には、達成度合いを看護師長とすり合わせ。周囲の職員との関係性と合わせて評価します。介護職員の場合は、一般職として昇給や賞与アップを目指すことが可能。看護師は、給与面のほかに一般職・副主任・主任・看護師長・看護部長と役職を上げていくこともできます。介護職員・看護師ともにキャリアを築ける職場です。 当院は、看護師の認定資格の取得支援も行っています。看護部長からの推薦や「受けてみないか」と声を掛けられて資格を取得した場合の費用は、法人で全額負担。実際に、制度を利用して認定看護師を取得した職員も複数います。職員の頑張りをしっかり評価し、キャリアに繋げられるよう後押ししています。
運営元の医療法人明倫会は、女性の活躍推進への取組みが評価され認定を受けています!
POINT
2
宮地病院は、職員が意見を発信しやすいことが魅力です。看護師と介護職員は、ステーションに集まり日常的にコミュニケーションを取っています。また、看護師は師長会や主任会を毎月定例で実施。職員同士の情報共有が活発に行われている職場です。 当院では、働きやすい環境を整えるため、従業員の満足度アンケートを実施しています。アンケートは、理事長に直接伝えられるので、現場に反映されやすいことが特徴です。過去には、職員の意見から年間休日が3日増えたこともあります。職場環境の改善や教育など、働きがいのある職場づくりを目指している病院です。
当院は、JR東海道線「摂津本山」駅から徒歩約7分。国道2号線沿いに面しています
POINT
3
宮地病院では、患者さまにとって「楽しい」と思える場所づくりを目指しています。「その人らしく生きるのを支える」といった理念をもとに、医療や介護のほか患者さまが笑顔になれるイベントを開催。駐車場を利用した夏祭りや、併設している高齢者住宅での子ども食堂、野菜販売などを行っています。創立から70周年を超え、患者さまや地域住民の皆さんとの信頼関係を深めながら働けます。 当院の一般外来には、1日100名ほどが来院。患者さまは80代から90代が多く、誤嚥性肺炎や脳梗塞、足の骨折などの疾患が理由でいらっしゃいます。療養病棟の患者さまは、介護度が高く、寝たきりの方が中心です。看護師の業務は、バイタルチェックや投薬、診察準備のほか、介助業務の補助まで多岐にわたります。介護職員は、入浴や排泄、食事の介助がメイン。介護度の低い一般病棟から、介護度の高い療養病棟までさまざまな介護経験を積めるので、スキルアップしやすい環境です。
宮地病院では、残業は月5時間ほどと少ないですが、業務が多岐にわたります。職種ごとで厳密に業務分担がされていないため、「ゆっくり働きたい」という気持ちで入職すると、忙しさを感じることがあるかもしれません。 しかし、当院は経験や技量に応じて適切な病棟に配属するので、ご安心ください。職員の希望を聞いて、一般病棟か療養病棟かを決定。慣れやすい環境に配属するため、自分にあったペースで業務を覚えていけます。 また、OJTでは固定の先輩職員が指導。看護師長も面談を行い、新人さんの業務状況を適宜把握しています。悩みや困りごとがあれば、いつでも周りに相談できる環境です。
前職も看護師をしており宝塚まで通っていたんですが、結婚をして子どもができるとなると、通うには少し不便だと思い転職をしました。運営元の明倫会は、子育て支援を大きく掲げており、母になる私にとってかなり好印象でした。
職員の中には結婚・出産を経験されている方が多くおられ、仕事と子育ての相談にもよく乗ってもらいました。今は子どもも大きくなり、休日に家族で過ごすことができています。ワークライフバランスもばっちりです。
以前、「ユマニチュード」というケア技法を学ぶ機会をいただきました。簡単に言えば、危険だから歩かせないのではなく、どんどんチャレンジして元の生活ができるまでサポートするというケアです。その技法を用いて、ずっと寝たきりだった人が最終的に歩いておられるのを見て、現代の技術に感動しました。これから病院への導入を検討しているそうなのですが、新しいことを積極的に取り入れようとしている姿勢も明倫会の魅力です。最先端の技術が学べるのでスキルアップも期待できます。
看護師は、患者さまのご家族とも関係が密なので、ご家族含めて患者さまの回復の過程を見届けることができます。一つひとつの会話を大切に、看護師として今何ができるかを常に考えて取り組んでいます。そうすることで、「今後はこうしていこう」といった改善点も見えてきますし、やりがいにも繋がります。こんなにも「ありがとう」と言ってもらえる仕事はなかなかないと思うので、これからも患者さまの感謝に見合う看護をしていきたいです。
介護の業界を目指したのは私が高校生のころで、これから高齢者が増えることが懸念されていてこの国の未来にとって欠かせない職だと直感し、介護福祉士を目指し始めました。16歳から志して今に至るわけですが、今までのキャリアを振り返ると自分に合った職業だったのだと思いますね。
以前は他法人の特別養護老人ホームで働いていました。家に帰ってまた元の生活に戻ろうとしている高齢者の方をサポートするのは、特別養護老人ホームとはまた違ったやりがいを感じますね。
患者さまの中には認知症の方もいらっしゃいます。そういった方はやはり感情が表情に出にくいので、どういったことを考えているのかを汲み取るのは正直難しい部分です。 でも、時折笑顔を見せてくださったり、「ありがとう」と言葉で感謝してくださったときはこの仕事を続けていて良かったなと思います。患者さまから私たちも元気をもらえるんです。結局は人と人との関わりなので思いどおりになることは少ないですが、逆に言えば毎日が新鮮なのも、この仕事の魅力かもしれません。
明倫会は介護だけでなく医療施設も展開しているので、福祉業界で働くうえで視野が広がると思います。スキルアップを目指したい方におすすめの職場です。
新人育成については根拠から教えるように気を付けています。「これはこうするんだよ」と教えてしまうと作業的になりがちです。そこで、「こう理由があって、こういう風にしているんだよ」と根拠から教えると、その作業自体に意味が付帯します。そうすることで自分がしている仕事に誇りを持ちやすくなり、いつしかやりがいに変わると思っているので、そういったところに気をつけて教育に携わっていますね。
宮地病院(みやじびょういん)
〒6580016
兵庫県神戸市東灘区本山中町4丁目1番8号
医療法人明倫会 ( いりょうほうじんめいりんかい )