学校法人佐保会学園
大阪府河内長野市
認定こども園
奈良佐保短期大学附属河内長野幼稚園は、2015年に開園した幼稚園型認定こども園です。定員は45名。子どもは3~5歳児が中心です。預かり保育は、延長時間を含めて午後7時まで。平日は約15名、土曜日は予約制で4~5名ほどを受け入れています。 当園は、子どもの想像力やチャレンジ精神を育てる取り組みに注力しています。取り組みの一環として絵画製作や工作を行っていることが特徴です。「何を作るか」の決定から材料選びや製作まで、クラス担任と子どもたちが一緒に進めます。製作活動の狙いは、「考える」「探す」「想像する」といったさまざまな学びを得ることです。そのため、職員は子どもの自主性を尊重し、必要に応じてサポート。子どもの「できた!」という達成感を一緒に喜び、成長を感じることが職員のモチベーションにもつながっています。 当園では、外部の絵画講師から子どもとの関わり方を学べます。講師は月に1回ほど来園。「子どものやりたいこと」を表現する方法や対応方法の相談ができ、子どもの興味をキャッチアップするスキルを磨けます。
POINT
1
職場の特徴
情報共有を徹底! 職員皆で子どもたちの状況を細かく把握しています
奈良佐保短期大学附属河内長野幼稚園は、子どもたちの様子を把握しやすい環境です。当園は、園児も職員も少人数。そのため、年齢にかかわらず子どもたち全員を職員皆で見守る体制です。子どもの情報を全体で把握するための工夫として、園内研修で情報共有を実施。できるだけ職員全員が園内研修に参加しており、気にかけるべき点がある子どもの情報を担任の職員から全体に共有する機会を設けています。 当園は、職員間の報連相がスムーズに行えることが強みです。職員同士は、誰とでも気兼ねなく話せる雰囲気。正職員とパート職員、一般職員と管理職など、雇用形態や役職の壁を感じずにコミュニケーションを取れます。そのため、会議のように堅苦しくならず、相談や質問があればその場で声をかけることが可能。疑問や不安を抱え込まずに働けます。 また、日常的に情報共有するための取り組みも行っています。気になることや全体に周知することがあれば、付箋に書いて職員室のホワイトボードに掲示。職員が付箋を順次確認したあとは、連絡ノートに移します。連絡ノートを見て後日確認することもでき、情報共有の徹底につながっています。
POINT
2
働きやすさ
入職後すぐに20日間の有休を付与! 休暇制度が充実している職場です
奈良佐保短期大学附属河内長野幼稚園は、プライベートと仕事を両立させやすい休暇制度が魅力です。 当園は、職員の入職後すぐに20日間の有休を付与しています。入職後半年を待たずに、子どもの行事参加や用事などで利用可能です。また、有休を取りやすい雰囲気があり、積極的に取得するように管理職側からも働きかけています。さらに、有休とは別に傷病休暇も用意。もしものときは有休を使わずに休めるため、安心です。 また、当園は家庭の事情による休みも相談しやすい環境です。当園には育児経験者が多く、産休や育休後に復職した職員も在籍しています。子育てに対する理解を得やすく、職員同士が「お互いさま」とカバーし合える職場です。 基本的に残業をしない方針であることが当園の特徴です。行事の準備は、担任を中心に職員全員で行っています。制作物の作成が忙しいときも、ほかの職員と協力。誰か1人に業務量が偏ったり、抱え込んだりする状況を作らないように配慮しています。皆でフォローし合うことで、残業ゼロを目指しています。
POINT
3
教育・スキルアップ
ベテラン職員がサポート! まずは業務の流れに慣れることから始めます
奈良佐保短期大学附属河内長野幼稚園は、現場を体験しながら業務に慣れていける教育体制を整えています。 入職したての新人さんには、まずはベテランの職員がついてサポート。基本的な業務を一緒に行い、園の1日の流れに慣れることを目標とします。 また、新人さんがすぐに担任を持つことはありません。初めはクラスの見学や預かり保育などから業務に入ります。行事や絵画製作を通して、子どもたちの顔と名前を少しずつ覚えていけるはずです。当園では、新人さんが段階的に成長できるよう配慮した指導を行います。 当園では、子どもたちの絵画製作についての研修を行っています。研修では、奈良県内のほかの幼稚園での見学を実施。製作指導の様子や、園児の製作物を見て参考にすることができます。 また、兵庫県立美術館で開催している「新・童美展」の見学も行っています。「新・童美展」は、当園の子どもが出展し、入賞したこともある展覧会です。見学は出張扱いで、交通費も支給。職員自身の視野や考え方の幅を広げられる機会を設けています。
奈良佐保短期大学附属河内長野幼稚園は、子どもたちと楽しく関わるためにもピアノを使用する場面があります。そのため、ピアノが不得意な方にとっては、不安に感じられるかもしれません。 しかし、当園ではピアノ指導を丁寧に行っているためご安心ください。ピアノに不安がある方に対しては、副園長がマンツーマンでサポート。練習したうえで子どもの前で弾くことで、少しずつ自信をつけて上達していけるはずです。 また、当園では新人さんにはペアとなる先輩職員を配置しています。ペアの先輩とは、できるだけ勤務時間や業務内容が重なるように調整。常に行動をともにするため、質問や悩みを気軽にその場で相談可能です。先輩職員も新人さんのことを気にかけており「苦戦してるかな?」と感じたら、こまめに声掛けをするように心がけています。新人さんのフォロー体制が整っているため、安心して業務に慣れていける職場です。
20代後半
職種:
雇用形態:正社員
入職年月:2018年
経験年数:幼稚園教諭 6年
学生のときに、奈良佐保短期大学附属河内長野幼稚園で2週間実習しました。実習は厳しさもありましたが、実際に子どもたちと関わるなかで得たことも多かったです。実習を通して、先輩職員を見て「こんな先生になりたい」と感じ、入職を決めました。
毎日、子どもたちから元気をもらえる職場です。 また、悩みがあれば周りの職員に気軽に相談しやすい雰囲気ですよ。
どの職員も子ども一人ひとりをしっかり見ています。クラスを越えて職員同士で協力し合える関係性も魅力ですね。 また、私学事業団によるさまざまな共済制度や特典があり、福利厚生が充実しています。
子どもと一緒に遊びを楽しみたい方に向いています。また、いろいろなことに興味や関心を持って取り組める方におすすめの職場です。
行事の前は忙しさもありますが、普段は持ち帰りの仕事もなくプライベートを大切にできています。有休を年間20日間ほど支給してもらえる制度もあり、きちんと休めますよ。
入職して間もないころに、毎日泣きながら当園してくる子どもがいました。「頑張ろうね」と声をかけても泣き止んでくれませんでした。そんなときに、先輩職員が「〇〇ちゃん、今日もよく来てくれたね。幼稚園で頑張らなくても大丈夫だよ」と話しかけると泣き止んだことが、印象に残っています。今でも、私の保育の原点となっています。 また、自分で考えた保育を進めていくなかで、子どもたちが楽しんだり笑ったりしている姿を見られると、うれしさややりがいを感じます。
保育以外にも、環境整備や準備などの業務があり、大変に感じました。その一方で、休みが予想以上に多く、自分の時間をしっかり確保できます。メリハリをつけて働けています。
子どもはもちろん、保護者や地域の方と関わる機会が多くあります。さまざまな人と関わるなかで視野が広がり、コミュニケーション力も身につきますよ。
〒5860075
大阪府河内長野市大矢船中町10番1号
学校法人佐保会学園(がっこうほうじんさほかいがくえん)