NPO法人こども未来
こどもみらい園は、2020年に創設した京都市上京区にある小規模保育園の施設です。京都市バス「堀川今出川」停留所より徒歩約8分の場所に位置しています。対象者は、0歳児~2歳児です。看護師が常駐しており、医療的ケア児や重症心身障がい児にも対応しています。 当園の運営元は、NPO法人こども未来です。創設者である理事長もまた医療的ケア児の子育てを経験しています。自身の経験から、医療的ケア児もご家族も支えたいという思いで法人を設立。障がいの有無に関係なく生活ができるようサポートしています。 また、小規模保育園から始まった当法人は、放課後等デイサービスと訪問看護の事業所を創立し、伴走型の支援をしていることが特徴です。なかには、法人内で複数の事業所を利用しているお子さまも。事業所間で連携しながら、お子さまとご家族に安心を提供できる環境です。
POINT
1
こどもみらい園では、インクルーシブ保育を導入しています。お子さまの定員は11名です。健常児のほかに医療的ケア児や重症心身障がい児、発達障がい児が通園しています。なかには、もともと医療的ケアが必要だったお子さまも。障がいの有無に関わらず一緒に過ごす時間を楽しみ、個性を尊重し合える保育を行っています。 また、当園は、お子さまに「また明日も行きたい」と思える保育を心掛けています。日常の遊びのほか、夏祭りやハロウィンなどの行事も開催。お子さまの素直な気持ちを育む保育に関われます。 当園は、集団と個別の保育を組み合わせていることが特徴です。健常児に対しては、集団生活を取り入れています。医療的ケアが必要なお子さまに対しては、職員が1対1で保育を実施。食事やケアの時間など、一人ひとりの生活リズムに合わせています。少人数のお子さまとじっくり関わりたい方にとって、最適な職場です。
POINT
2
こどもみらい園では、医療的ケア児との関わりが未経験でも働き始めやすい体制です。入職後は、障がいに関する知識を座学で学んだあと、OJTで研修を進めていきます。保育士の場合は、副担任として担任の先輩職員と一緒に業務を行う流れです。始めは健常児の保育を担当し、徐々に医療的ケア児にも関わります。独り立ちの期間は決めていないため、自信がもてるまで先輩職員と一緒に行動でき、安心です。 当園では、職員のスキルアップを応援しています。資格取得のための研修は出勤扱いで参加でき、費用は法人で全額負担。実際に、児童発達支援管理責任者・サービス管理責任者・強度行動障がい支援者養成研修といった資格を取得した実績があります。また、法人内での異動も可能です。興味のある分野に挑戦できる機会があるなど、キャリアの幅を広げられる環境です。
POINT
3
こどもみらい園では、公私のバランスを保って働けます。残業は、月に2時間~3時間程度と少なめです。残業を削減する取り組みとして、勤務時間内で事務作業する時間を確保。事務作業が多くなる月末も職員が交代で取り組めており、定時で退勤できています。連休は、事前に申請すれば取得が可能です。なかには、土日と有休を合わせて3連休を取得したり、帰省するために1週間の休みを取ったりした職員も。プライベートの時間を確保でき、メリハリをつけて働ける環境です。 また当園は、ライフステージの変化があっても長く働きやすい体制を整えています。産休と育休の取得実績があり、復帰したあとの体制が手厚いことも魅力。子どもが小学校3年生になるまで時短勤務が使用でき、看護休暇の取得はもちろん有給休暇の時間休を使うことも可能です。子どもの体調不良による休みに対しても寛容で、子育てと仕事の両立が目指せます。
こどもみらい園のなかには、経鼻胃チューブを挿入していたり、人工呼吸器を使用していたりするお子さまがいらっしゃいます。医療的ケア児の保育を経験したことがない方は、普段の生活では見慣れない医療用品や機器に戸惑いを感じることがあるかもしれません。 しかし当園では、保育士や看護師を多めに配置し、相談しやすい体制を整えています。11名ほどのお子さまに対して約6名の職員で対応しており、医療に関して分からないことがあれば看護師にすぐ質問できる体制です。経験豊富な職員が多く、お子さまについての疑問点は質問しながら知識を深められます。 また、当園では新人職員をじっくり育てていきたいと考えているため、新人職員が困難に直面したときに側で成長を見守る体制です。自分のペースに合わせて、できることを少しずつ増やしていけます。
こどもみらい園(こどもみらいえん)
〒6028425
京都府京都市上京区大宮通上立売上ル樋之口町
NPO法人こども未来 ( えぬぴーおーほうじんこどもみらい )