社会福祉法人仙台YMCA福祉会
YMCA長町こども園の求人情報
宮城県仙台市太白区 / 長町駅
認可保育所
キリスト教保育を実施。こどもたちの主体性や思いやりを育む保育に携われます
YMCA 長町こども園は、宮城県仙台市太白区にある認定こども園です。運営母体は、社会福祉法人仙台YMCA 福祉会。定員は93名で、0歳から5歳までのこどもたちをお預かりしています。職員は約33名が活躍中。「いきいきとして意欲(やる気)があり、思いやりのある子ども」を教育目標とし、日々の保育に取り組んでいます。 当園は、YMCAの精神に基づき、キリスト教保育を行っていることが特徴です。「神さまがいつも側で見守ってくれている」という考えが保育のベースにあります。体調不良で欠席している友だちのことを祈ったり、身近な存在や目に見えないものにも心を寄せる気持ちを育んでいます。キリスト教の教えを学びながら、他者への思いやりや感謝を大切にした保育に携われます。 こどもたちの自主性を大切にしていることも当園の特徴です。たとえば、遊びの時間に何をするかはこどもたち自身が選択することもあります。一人ひとりの遊びを大切にし、気持ちに寄り添った教育・保育を実践できます。
レバウェル編集局が取材しました!取材レポート
YMCA長町こども園で働く魅力
POINT
1
職場の特徴
前向きなコミュニケーションを大切に。お互いの長所を認め合える職場です
YMCA 長町こども園は、職場内のコミュニケーションを大切にしています。法人全体としてもコミュニケーションには重きを置いており、職員には「親業」や「わたしメッセージ」といった研修の受講を促しています。そうした取り組みもあってか職員の関係性は良好。お互いの良いところを認め合い、意見を言い合える雰囲気が定着しています。 こどもたちや保護者、職員同士が「○○先生」ではなく「○○さん」と名前で呼び合うことも当園の特徴です。これは園の開設時から続いています。「先生」と呼ばないことで無意識の上下関係をなくし、一人ひとりを大切にした関係性を築いている点も魅力です。 保護者との対話も大切にしています。送迎の際には、なるべく時間をとって、その日こどもたちが頑張ったことや良かったことなどを丁寧に伝えるようにしています。保護者の対応に不安のある新人職員に対しては、慣れるまで先輩職員が一緒に対応するのでご安心ください。

POINT
2
業務内容
異年齢保育や特別支援保育を実施。専門的な知識が身につけられます
YMCA 長町こども園では、異年齢保育を実施しています。異年齢のこどもたちがともに遊ぶことで、互いに刺激を受け、学び合いながら成長できるためです。遊びのジャンルごとにエリア分けするコーナー保育も行っており、こどもたちは年齢に関わらずやりたい遊びに集中できます。そのほか、自分より上の年齢のお兄さんやお姉さんがトイレに行く様子を見て、トイレトレーニングが早く進むこどもたちがいることも異年齢保育の特徴です。職員は年齢の異なるこども全体に関わることで幅広い視野を身につけていけます。 特別支援保育に力を入れていることも当園の強みです。定期的に専門のアドバイザーが来園し、こどもたちとの関わり方や保育の進め方についてアドバイスしています。単なる知識としてではなく、実際の現場の状況に基づいたアドバイスが聞けるため、職員にとっても学びの多い機会です。

POINT
3
教育・スキルアップ
キリスト教の知識がなくても大丈夫。働きながらスキルを磨ける職場です
YMCA 長町こども園は、キリスト教の知識がない方も安心して働けます。新人職員には、キリスト教保育についての冊子を配布したり、職員のみの礼拝に参加し、少しずつ学びを深められる環境を整備。お祈りは、先輩の取り組み方を見ながら慣れていけば問題ありません。実際に、当園に入職するまでキリスト教に触れたことがなかったという職員も多数在籍しています。「子どもたちは神さまの愛のもとで育っている」という考えのもと、愛情を持って保育ができる方を歓迎します。 当園は、研修制度も充実しています。導入研修では1週間ほどかけて座学研修を実施。その後も、仙台市やキリスト教保育連盟が主催する研修に参加できます。費用は基本的に園が負担。保育教諭としてのスキルを継続的に高められます。
ここがギャップ?だけど大丈夫!!
年に数回、ボランティア活動を実施。社会貢献の場を提供しています
YMCA 長町こども園では、YMCAの使命に基づき、定期的に街頭募金やバザーといったボランティア活動を行っています。これまでそういった慈善活動に関わったことがない方は、休みの日に活動することに戸惑いを感じるかもしれません。 ただ、ボランティア活動に参加する頻度は、年に1・2回程度です。用事がある方は、次回に参加するなど調整ができます。これまで、ボランティア活動を行う機会がなかった方にとってはハードルが高く感じるかもしれませんが、実際に参加してみたら「思ったより楽しかった」と話す職員もいます。困っている人を助けることや、ともに支え合える社会の構築はYMCAが大切にしている考えの一つです。年に数回のボランティア活動に、ぜひチャレンジしてみてください。
現場スタッフ紹介
40代前半
職種:
雇用形態:パート・アルバイト
入職年月:2003年
経験年数:保育教諭 19年
転職について
入職した理由
友人が当園で実習をした際に、「とても丁寧に指導してもらった」と話していたことがきっかけです。そんな職場で働きたいと思い、入職を希望しました。
働いてみての感想
初めは覚えることが多々ありましたが、先輩方が優しく指導してくれました。こどもたちの笑顔と、人との関わりの中で得られる充実感が、当園で働く醍醐味です。
職場について
職場の魅力
職員同士の関係性がとても良く、悩んだときに相談しやすい雰囲気の職場です。これまで大変なこともありましたが、ともに励まし合い、一緒に頑張る仲間がいてくれたおかげで、私は今ここに立っています。体調を崩した際も、「私には帰る場所がある」と考えることができ、「辞めなくて良かった」と心から思いました。
おすすめの方、向いている人
当園には多種多様な職員がおり、それぞれの個性が光っています。自分の良いところを保育に活かせる方が向いていると思います。
プライベートとの両立
短時間勤務をしているので、ゆとりをもって家事や育児ができています。若い職員も、自分の時間に趣味を楽しんでいる印象です。休みが取りやすく、労務関係の制度も整っています。
この仕事への思い
日々の保育の中で、自分の思いがこどもたちの心に残り、成長の糧になっていると実感できたときにやりがいを感じます。小さなこどもたちが、つたない言葉で一生懸命気持ちを伝えようとしている姿を見たときもあたたかい気持ちになりますね。
入社前後でギャップを感じたこと
入職するまでキリスト教に触れることがなかったため、最初は聞き慣れない言葉や行事に戸惑ったことを覚えています。
その他
身につくスキル
研修では、こどもたちに対する理解や保護者対応、絵本、制作など、実践的な内容を学びました。マナーや安全衛生管理などは自分の子育てにも役立ったと思います。当園で多様な価値観に触れ、保育士としての専門性を高められました。
40代後半
職種:
雇用形態:正社員
入職年月:2002年
経験年数:保育教諭 21年
転職について
入職した理由
ときには辛いこともありましたが、一緒に働く仲間が協力してくれたり、優しく声をかけてくれたりするので、「頑張ろう」という気持ちになれました。YMCAに入職し、自分の身の回りにいる人だけではなく、目に見えない誰かのことを思う大切さを学んだと思います。今では高校生になった娘が「YMCAのボランティア活動に行きたい」と言うように。「誰かのために」という意識をYMCAに育ててもらったと感謝しています。 全国のYMCAの方の話を聞く機会があり、地域を越えたつながりを感じられる所も良いですね。たくさんの方と出会い、学べる状況に感謝しています。
働いてみての感想
ときには辛いこともありましたが、一緒に働く仲間が協力してくれたり、優しく声をかけてくれたりするので、「頑張ろう」という気持ちになれました。YMCAに入職し、自分の身の回りにいる人だけではなく、目に見えない誰かのことを思う大切さを学んだと思います。今では高校生になった娘が「YMCAのボランティア活動に行きたい」と言うように。「誰かのために」という意識をYMCAに育ててもらったと感謝しています。 全国のYMCAの方の話を聞く機会があり、地域を越えたつながりを感じられる所も良いですね。たくさんの方と出会い、学べる状況に感謝しています。
職場について
職場の魅力
完全に保育から離れて休憩できます。事務作業といった保育以外の仕事も時間内に完了できるようスケジューリングされているので働きやすいです。休みも取りやすく、急なお休みにも対応してもらえるので、安心して働けています。
おすすめの方、向いている人
こどもだけでなく、職員も一人ひとり大切にされていると感じられる職場です。どんなことでも楽しんでできる人と一緒に働きたいですね。
この仕事への思い
こどもたちが私の名前を呼んでくれたり、遊びに誘ってくれたり、「頼ってくれている」と感じたときにうれしく思います。卒園児が高校生や大学生、大人になり活躍している姿を見たときには、「長くこの仕事を続けてきて良かったな」と心から思いますね。
教育体制
研修や実践を通じて保育環境について詳しくなりました。子どもの主体性に関する研修も勤務時間内に受けられます。「0歳からの自然なおむつ外しアドバイザー講座」や「子どもの排便&便秘アドバイザー講座」も受講できました。 若いころは保育業務をしながら勉強することに困難を感じていました。しかし、今となっては学ぶことが当たり前になり、学習する楽しさを教えてもらえたと感じています。
その他
印象に残っているエピソード
当時、自閉症の園児を担当していました。クリスマス礼拝が近づき、こどもたちは聖誕劇の準備をしていましたが、そのこは全く活動に参加する気配がなく、礼拝当日も落ち着きのない様子でした。しかし、いよいよ出番がきて、そのこに「一緒に行こうね」と声を掛けたところ、私と手をつないでくれたんです。笑顔で聖誕劇に参加する姿を見たときに、「私の言葉は伝わっていたのだ」と実感し、こどもを信じることの大切さを教えてもらいましたね。
YMCA長町こども園の職場環境について
YMCA長町こども園の基本情報
事業所名
YMCA長町こども園(わいえむしーえーながまちこどもえん)所在地
〒9820011
宮城県仙台市太白区長町4丁目3-32
交通情報
- 仙台市営地下鉄南北線長町駅 徒歩5分
施設形態
休業日
- 日曜日休み
- 祝日は休み
- 年末年始は休み
児童数
- 定員:93 人
- 利用者数:101 人
- 備考:
その他、設備
- 寮・社宅
- 寮・社宅なし
法人情報
社会福祉法人仙台YMCA福祉会(しゃかいふくしほうじんせんだいわいえむしーえーふくしかい)
- 設立
- 代表者:理事長 工藤正剛
- 上場企業
- 上場していない
- 事業内容
- 仙台YMCAグループ内である社会福祉法人仙台YMCA福祉会の中で 幼保連携型認定こども園4園の運営を行っています。 キリスト教を土台に子どもたちの健やかな成長を願い、職員が心を合わせ教育保育を行っています。 1999年4月YMCA西中田保育園開園。2002年YMCA南大野田こども園開園。2005年YMCA加茂保育園開園。2020年YMCA長町保育園開園。2023年4月西中田・南大野田・加茂を幼保連携型認定こども園へ移行。2025年4月長町も幼保連携型認定こども園へ移行予定。 2024年泉区福岡にサッカーコート3面分の森林を購入。2025年5月より野外保育場を開設すべく現在整備中。子どもたちが山や川で、保育理念である「生き生きとして意欲があり思いやりのある子ども」として、心も体ものびのび育つようまた保護者も職員もともに子どもを真ん中に一緒に子育てを行う仲間として育ちあう関係つくりを目指しています。