求人公開日:2023/02/17
NPO法人あおいはる
放課後等デイサービスTekuTekuの調理師・調理スタッフ求人
給与 | 時給 1,078 円 〜 |
勤務地 | 埼玉県吉川市 |
職種 | 調理師・調理スタッフ |
放課後等デイサービスTekuTekuは、埼玉県吉川市にある定員1日10名の事業所です。「だれもが地域で、笑顔で働ける、暮らしていける社会をつくりたい」という理念のもと、NPO法人あおいはるが2015年に開設しました。利用者さまは自閉症や知的障がいのあるお子さまで、ほとんどの方が特別支援学校に通われています。障がいのあるお子さまとそのご家族の力になりたいという方が、活躍できます。 当事業所では、特別な配慮が必要な方々も地域社会に参加して、住み慣れた場所で生きていく「地参地生」というオリジナルキーワードを大切にしています。地域の課題になっていた休耕地を再生し、スタッフと利用者さまが力を合わせて無農薬野菜を作ることが活動のメインです。収穫した野菜は地元の喫茶店で販売したり、規格外の野菜を子ども食堂に寄付したりと、地域に還元。こうした活動が吉川市から評価され、「みらいステップアップ助成金」の対象となった実績があります。利用者さまとそのご家族のみならず、地域の方とつながりを持って働きたいという方に最適な職場です。
放課後等デイサービスTekuTeku
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備考:
現場で働きながら調理業務をできる方
放課後等デイサービスにおける調理師・調理スタッフ業務
通勤手当:~ 20,000円 / 月
当法人のFacebookを見る機会があり、畑で無農薬野菜を育てるなど、いきいきと活動する様子に惹かれました。代表に連絡を取り、実際にボランティアとして職場体験を行う中で「いいな」と思い、転職を決めました。「表現する力を育む」「地域で生きていくことを目指す」といった理念が、今後の指針になったことが決め手です。
前職、前々職も放課後等デイサービスで働いており、各施設の特色が異なります。当事業所は、支援者と利用者さまの間に上下関係がないところが魅力です。スタッフがまるで自分のことのように、利用者さまをあたたかく見守っている関係性がすごく良いですね。
利用者さまと深くつながり、一歩深く進んで、個人として付き合える信頼関係を築けていると思います。職場の雰囲気が良いところも魅力で、やさしく気遣ってくれる先輩スタッフが多くいます。中には厳しい方もいますが、バランスが取れていて、年齢に関係なくフランクに接することができますよ。
利用者さまと深いつながりを持つまでに、支援者として精神的に負担がかかる場面がありました。たとえば、重度の利用者さまが多いので、ダイナミックな動きに合わせたり、コミュニケーションを 丁寧に取ったりする必要があります。1人で悩みを抱えると大変ですが、周囲のスタッフがうまくフォローしてくれるので、心配はいりません。先輩スタッフがよく声をかけてくれて、相談しやすい関係性を築けたことが良かったです。
POINT
1
放課後等デイサービスTekuTekuは、20~60代の幅広い年齢層のスタッフがお互いを尊重し合って働く、風通しの良い職場です。月に1回の会議で行うワークショップや、スタッフの「今」の気持ちを話し合う機会を日常的に設けるなど、話しやすい雰囲気を作っていることが特徴です。実際に「お子さまのご兄弟に支援が届いていないのではないか」という発案に対して意見を出し合い、新しいプログラムを作ったことも。「だれもが地域で、笑顔で働ける、暮らしていける社会」という理念に共感したスタッフが集まっているので、同じ目的に向かって一致団結できるところが魅力です。 また、月10時間の固定残業代制をとっており、基本的に残業が月10時間を超えることはありません。完全週休2日制なので予定が立てやすく、プライベートとの両立ができる職場です。
利用者さまと一緒に、耕作放棄地になった場所を再生する地域課題に取り組んでいます
POINT
2
放課後等デイサービスTekuTekuでは、週2回の畑仕事のほか、音楽活動やアロマテラピー、アート活動、運動プログラムといった活動を実施しており、さまざまな療育スキルを身につけられます。 畑作業では、利用者さまとスタッフが「働く集団」として、お互いにできることを分担。支援する側、支援を受ける側という垣根を超えて作業をしています。そのほかの活動では、看護師や国際ライセンスを持つ方など、各分野の専門家から直接教えていただくことを大切にしています。 これらの療育プログラムで重視しているのは、お子さまの感情や気持ちを表現することです。音楽活動では、アフリカの楽器を使って自分の気持ちを奏でたり、運動ではとにかくやってみたい身体の動きを使ってチャレンジしたりと「自分の気持ちを大事にする」ことを療育の中心に置いています。活動を通して、自己表現力 や自己肯定力、自己コントロール力を育て、利用者さまの内面に深く向き合えるお仕事です。
利用者さまが気持ちを表現することを大切にした、療育プログラムを提供しています
POINT
3
放課後等デイサービスTekuTekuでは、約1〜2分でビジネスマナーから福祉のことまで幅広く学べるeラーニングを導入しており、継続的にスキルアップができます。また、年に1回業務時間内に、外部から講師を招いて研修を実施。障がいのある方の心のメカニズムや障がい福祉に携わる上で大切なことなどを中心に、状況に応じてカスタマイズした講義を受けられます。 さらに、資格取得支援を行っており、法人が取得を促したものについては、費用を全額負担します。年1回面談を行い、「今後はこんな風に働きたい」という要望があれば、最適な資格取得を提案することも。過去には、強度行動障害支援者養成研修や介護職員初任者研修を取得したスタッフもいます。金銭的な負担なく、スキルアップできるところが魅力です。 なお、正職員は保育士か児童指導員の資格と運転免許が必要ですが、パートの方は資格が必要ありません。正職員の方には送迎業務をお願いしています。
職員同士で意見を出し合いプログラムを作成。職員の意見を積極的に採用しています
放課後等デイサービスTekuTekuでは、畑や地域の公民館、お店など、外部の方と関わる機会がかなり多く、一般的な放課後等デイサービスとのギャップを感じる方がいるかもしれません。 こうした活動を行う背景には、運営元のNPO法人あおいはるの代表の思いがあります。代表は、高校生のときに障がいがある方と毎日同じバスに乗っていたことがきっかけで、福祉業界に興味を持ちました。以来、「なぜ、障がいのある方は、社会から閉ざされた入所施設といった場所だけで生活しなければならないのか」「障がいのある方と一緒に当たり前に暮らせる社会を作りたい」という思いで、日々の活動に取り組んでいます。いずれは「福祉という言葉をなくしたい」という代表の思いに共感できる方が、同じ目標に向かって一緒に歩んでいけるはずです。