求人公開日:2024/02/22
学校法人武蔵野学園
ひまわり幼稚園
備考:
一年契約(終了までに、期間の定めのない正職員雇用に変更するかを互いに協議して決定する。)
1種の取得見込みがある方も歓迎
・担任としてクラス運営をしていただきます。 ・園の諸行事の運営に参加していただきます。 ・任用当初からしばらくの間は、ベテラン教員が経験に応じたサポートを行います。 ・夏季の臨海合宿(年長組)に帯同していただきます。
通勤手当:~ 30,000円 / 月
当園で教育実習として来園した際、保育に対する姿勢がとても好きだと感じたのがきっかけです。先生方が、子どもを子どもとしてではなく、一人の人間として見ているのが本当にいいな、と思いました。
先輩も同僚も仲が良くて働きやすい職場です。風通しの良い環境で、毎日充実しており楽しいと感じています。
ありのままの自分を認めてくれるところです。好きなものを好きって言えるというか、職場とプライベートを使い分けなくていい職場だと思います。職業柄、“教育だから、先生だから”と、先生らしくあろうとする方が多いかなと思うのですが、当園ではそのように感じたことがないんです。教育者である前に一人の人だから、先生も人だから、と受け入れてくれる環境です。
30年前に入職した当初は、今より園児も職員も人数が多かったので、入職したら先輩と2人で1つのクラスを受け持つという流れでした。直属の先輩に何でも話せるのが良かったと思います。 現在は、一緒のクラスを組んでペアで進めることがない代わりに、ほかのクラスとの距離が近いですね。年少・年中・年長の3クラスのみで、担任も1人ずつなんですよ。少人数だからこそ、密に話ができているかなと感じています。
以前、鬼ごっこの最中に捕まってしまった子が、悔しさからゲームを中断して1人で部屋に戻ってしまったことがありました。しばらくして部屋に入ったら、迷っているのか1人で暗い表情をしていたんです。そこで“どうしたの?”と尋ねたら、“何も言わずにやめたから、きっと一緒にやっていた人を心配させてしまった。とても悪かったと思う。本当はごめんねって言えば良かったと思う”と話してくれて。考える時間を大切にしたかったので、少し待ってから“もし気になっているのなら、今からでも『さっきはごめんね』って言ったらいいと思うよ”と話しました。最終的にその子は“やっぱりごめんねを言ってくるね”と言い、謝りに行くという出来事があったんです。これからも、こういった瞬間をたくさん見たいし、そのために自分は子どもにどのように関わればいいのかを日々考えたいと思っています。
育児中のため、なるべく通勤時間が短い職場を探していたとき、ちょうど募集中だった当園を見つけました。見学した際に“どこでも好きな場所を見ていいですよ”と言っていただき、園内を回ったところ、先生方が目立たないのが印象的だったんです。先生たちが「ああしなさい、こうしなさい」と引っ張るのではなく、本当に上手に、子どもたちが自分の力を発揮できるように見守っているのが印象に残り、応募しました。
子どもを支えるのが好きな方ですね。子どもに何かをやらせるのではなく、今ある子どもたちを大事にしていきたいと思える方。あと、当園には既成のものがあまりないので、「こうかな?これはどうかな?」と、たくさん考えることが好きな方と一緒に働けたらいいなと思っています。当園は、お遊戯会のようなものがなく、運動会も大々的にやっているわけではない園です。そのため、イベントごとを派手にやるより、日常を紡いでいくことが好きな方が向いているのではないかと思います。
長期休みの期間がとても長く、自分の子どもと一緒にいられる時間が増えました。普段忙しくてなかなか構えないけれど、そういったときに一緒に休めて子どもと向き合える時間があるのがありがたいですね。夏休みは1ヶ月近くあるんですよ。また、子育てに理解がある職場なので、子どもの病気や行事などに行く場合も、“行きたいよね。大丈夫だよ、行ってきて”と、快く送り出してもらえて助かっています。
以前は、「自分が頑張らなくては」という気持ちが強くて、1日が終わるととても疲れていました。けれど、当園に入職してからは変わりましたね。先生が前に立つのではなく、子どもの隣で一緒に笑える。私が笑わせてあげるのではなく、一緒に同じことで笑える。それがとても楽しいと感じますし、この仕事ができて良かったなと思います。
以前は、同じ敷地にある学校法人の小学校に勤務しており、2020年に異動というかたちで当園に来ました。当時の園長が自分の母で、声を掛けられたのがきっかけです。
小学校勤務時、幼稚園の預かり保育のようなものを週に何日か受け持ったことがあり、幼稚園の雰囲気を肌で感じていたので、何の抵抗もなくすんなりと入ることができました。
働いている職員同士の関係が成熟しているところが魅力ですね。それぞれが自立して自分の考えを持ちつつも、深い部分で信頼関係があるという印象です。馴れ合いではなく、小さなことも腹を割って気軽に話ができています。常にいい刺激をもらえる職場です。私は50代で初めて幼稚園教諭になりました。“どうしよう”と不安も大きかったのですが、気負わずに“こういうときはどうしている?”と話してみたところ、“私はこう思います”とか“これはこうです”とフランクに話せて助かりました。
物事を前向きに捉え、一つひとつの出来事を楽しく受け止めて仕事に向き合える方が合っているかなと感じます。難しいことも「〇〇の勉強になるな」と前向きに受け止めていける方と一緒に働けたらいいなと思っています。失敗することもたくさんあると思いますが、誤魔化したり逃げたりしないで、失敗談も皆で受け止めながらやっていけたらいいですね。
たとえ同じクラスであっても、子どもによって向き合っていく課題や乗り越えていきたいものは違います。そんな中で、子どもたちが、自分でもがいたり苦しんだりしながらも「ああ、乗り越えたな」という瞬間を一緒に見られるところや、支えられることが、この仕事のやりがいだと思っています。
POINT
1
ひまわり幼稚園では、子どもたちの個性を大切に考えた保育を徹底しており、職員は子どもたちの個性を引き出すために創意工夫を重ねています。制作活動では、規制の教材ではなく、職員が自分たちで材料を準備。たとえば鬼のお面を作るときには、角が1本・2本・3本、どのパターンになってもいいように用意します。子どもたちが戸惑わないようある程度の枠を作ったうえで、“ほかに欲しいものがあったら言ってね”とサポート。準備は大変ですが、子どもたちの創造力を直に感じられると喜びもひとしおです。子どもたちの成長に立ち会うことができ、充実感を得られます。 また、敷地内に系列の小学校があり、卒園後の子どもたちの成長を見守ることができるのも当園の魅力です。幼稚園で育んだ個性の種が小学校で開花するのを間近で見られることは、職員たちにとっても大きなやりがいにつながっています。
プラスチックではなく木製の積みで木遊び、子どもたちの創造性を育んでいます
POINT
2
ひまわり幼稚園は、子どもも職員も少人数の幼稚園です。だからこそ、手厚い保育を提供しても、職員一人ひとりの負担を抑えることができるのが強み。イベントの準備は、各学年の担任が中心となり、非常勤職員にサポートしてもらいながら、皆で行います。用意するものが多くても、充分な人員で余裕を持って作業できる仕組みです。 残業がないことも働きやすさの秘訣。業務は時間内に終えるように伝達しています。なお、当園では職員の日常生活を大事にしたいという想いがあり、年間の行事は少なめ。特定の時期に急な残業が増えることはほぼありません。幼稚園の大イベントであるクリスマスの期間は、就業時間を遅らせるなど調整し、規定をオーバーしないようにしっかりと予定を組んでいます。
広々とした見通しの良い保育室で子どもたちの成長を見守っています
POINT
3
ひまわり幼稚園で子どもたちを支えるのは、園長を含む各クラスの担任、補助職員を合わせた総勢10名ほどの職員たちです。お互いの個性を認め合いながら、協力して業務に当たっています。職場は気兼ねなく話しやすい雰囲気で、正直に自分の意見を言える環境です。当園では、各クラスに1名の担任を配置。園全体の担任は3名と少数なので密に話し合うことができます。悩みや心配があれば、1人で抱え込まずに、皆で一緒に考えて乗り越えていける環境です。さらに、協調性が発揮されるのは仕事だけではありません。育児中の職員が子どもの発熱で早退しなければならないときなどには、全員が快く「行って大丈夫だよ!」と声を掛けて助け合っています。 定員が少人数であるため、保護者との個人面談の時間をしっかりと取れるところも当園の特徴です。また、記入に時間がかかる連絡帳をなくし、できるだけ送迎時に話を聞いたり、幼稚園での出来事を伝えたりするように工夫。直接話すことで齟齬が減り、職員と保護者は良好な関係を築くことができています。
園内にある絵本は約2000冊。読み聞かせを大事にしています
ひまわり幼稚園では、積み木遊びとどろんこ遊び、そして絵本の読み聞かせを大事にした保育を行っています。なかでも読み聞かせは、園内にある約2000冊の本から担任が毎日選定して実施するほど。そのため、読み聞かせの経験が浅い方は、初めのうちは難しいと感じるかもしれません。 もし、「上手く子どもを惹きつけられない」「上手く読めない」と感じても、最初から上手くやろうと焦らなくて大丈夫です。読み聞かせで一番大事なのは、生の人の声で読むこと。気持ちを乗せ、読み手も楽しんで読めば、続けるうちに自然と上手になります。また、先輩からしっかりとアドバイスをもらえるのでご安心ください。実習後に、“あの場面はもう少しこうすればいいかもしれない”“〇〇さんが少し視界から外れてしまっていたかも”など、全体的な指導もあり、徐々にコツをつかめる環境です。