求人公開日:2024/04/08
医療法人社団しろひげファミリー
しろひげファミリー~ココロとカラダのケア~認定栄養ケア・ステーション
患者様宅へ訪問、入浴・食事・着替えなどの訪問介護業務
通勤手当:~ 20,000円 / 月
30 時間分の時間外手当として 50600 円を支給
年間休日120日以上
私が転職を考え始めたときがちょうどコロナ禍で、在宅診療について改めて考え、興味をもったのがきっかけです。
今まで勤めていた医療機関では、基本的に院内の職員との関わりしかありませんでした。しろひげファミリー~ココロとカラダのケア~認定栄養ケア・ステーションでは、ケアマネジャーや訪問看護師、介護職員など、これまで関わったことがない職種の方と接する機会が多く、驚きましたね。
「患者さまが住み慣れた自宅で快適に安心して過ごせるように」という同じベクトルで多職種が連携し、それがうまくいったときにやりがいを感じます。
これまで在宅診療に関わったことがない方は、新しい経験ができるはずです。変化を楽しめる方なら、充実感をもって仕事に取り組めると思います。多職種と深く関わることが多いですが、分からないことは先輩が教えるので安心してくださいね。
しろひげファミリー~ココロとカラダのケア~認定栄養ケア・ステーションに勤めるきっかけの一つは、土日祝日休みです。これまでは土曜日に出勤することがあり、子どもと一緒にいられなかったのですが、今は休日が子どもと一緒になったので、ゆっくり話をしたり、一緒に出掛けたりできるようになりました。
病院に来てもらって話をするのと、患者さま宅で話をするのは、大きな差があります。患者さまの実際の生活に触れながら具体的なアドバイスを考え、その結果として血液検査の数値改善や、患者さまから「来てくれてうれしい」といった意思表示をもらったときは、この仕事をやっていて良かったと感じますね。
病院では患者さまの家族関係などを掴みづらかったのがきっかけです。患者さまの病気の背景には何かしらの原因があるのではないかと感じており、もう少し深いアプローチをしてみたいと考え、しろひげファミリー~ココロとカラダのケア~認定栄養ケア・ステーションを選びました。
最初は先輩が担当する患者さま宅へ同行し、見学しました。患者さまごとに全く違うアプローチをしていたので、そういった点を学びながら少しずつ担当を増やしていったんです。最近は精神疾患がある患者さまを担当しています。
専門職では、“これが正解”という内容を患者さまに伝えたくなるかもしれませんが、患者さまによって家庭環境や背景が違うので、一人ひとりに寄り添って考えられる人がこの仕事には合っていると思います。
最近亡くなられた患者さまのことが印象に残っています。本人は認知症があって食事を摂ることが難しかったのですが、ご家族に「こういう食事のほうが食べやすいですよ」といったアドバイスをしていたんです。亡くなられたあとにご家族から「最後まで食べられて本当に良かった。寿命を延ばしてもらいました」と言ってもらい、良かったなと感じました。
前職では、店舗から委託を受けて特定保健指導や店舗独自の保健指導をリモートで行っていました。しかし、WEB上の画面では患者さまのちょっとしたニュアンスが掴みづらく、できれば近い距離で患者さまと関わりたいと考えるようになったんです。そんなときに、しろひげ在宅診療所の院長の記事を見て、訪問の栄養ケアができないかと話をしたのがきっかけで入職しました。
事業所の立ち上げに携わったので、最初はいろいろ大変でした。保険の算定についても一から調べ、訪問診療の事務長と相談しながら体制を作っていったんです。当時、患者さまは数名しかいなかったので、受付や相談業務などもやりながら栄養士の仕事もしていました。
「栄養指導」と聞くと、栄養学的にはこれがベストというような指導を受けるイメージがあるかもしれません。しかし実際は、自宅で自分のペースで暮らしたいという患者さまの思いがベースにあるため、指導を押し付けるのではなく、その方にあったアプローチをオーダーメイドで考える必要があります。教科書どおりではなく、患者さま一人ひとりに合った栄養指導を自分で考えられる、柔軟な思考をもった方が活躍できる職場です。
病院では提供される食事を食べればいいということになりますが、在宅での食事は何が正解か分からず、不安に感じる方が多くいます。そんな状況で専門的な立場からアドバイスをすると、とても安心して、「相談して良かった」という言葉をもらえるんです。患者さまと近い距離で喜んでもらえることが、一番のやりがいですね。
POINT
1
しろひげファミリー~ココロとカラダのケア~認定栄養ケア・ステーションのメイン業務は、患者さま宅へ伺い、身体状態や食の好みに合わせた栄養ケアを行うことです。栄養指導の計画書は3ヶ月ごとに作成。患者さまの話を聞きながらアドバイスを行い、実施した内容をカルテに入力します。訪問業務のほかに講演会の依頼が来ることもあり、過去には製薬会社や地域包括支援センターからの要請を受けて実施しました。食と栄養のプロとして幅広い仕事に携われる環境です。 当事業所は他職種との連携がスムーズです。“患者さまの状態は関わる全職種が把握する”という代表の意向から、毎朝全職種が朝礼に参加し、情報を共有します。常に連携がとれているため、困ったときには医師や看護師に相談できるのも当事業所の強みです。 訪問終了後には、事業所内で相談や情報を共有できる時間を設けています。たとえば、糖尿病の患者さまの血糖コントロールについて困っていた職員に対し、過去にこんなことがあったからこうしてみてはどうか、といった話し合いをしています。事業所内のミーティングは、職員同士が気軽に話し合えるラフな雰囲気を重視。困りごとを溜め込むことなく働けます。
しろひげ診療所と共通の患者さまもいるため、医師に同行することもあります
POINT
2
しろひげファミリー~ココロとカラダのケア~認定栄養ケア・ステーションは、ワークライフバランスを保ちやすい職場です。基本的に土日祝日が休みのため、子育て中の方も子どもとの時間をしっかり確保できます。有休も取りやすく、オンとオフのメリハリをつけて働くことが可能です。 訪問スケジュールはあらかじめ余裕をもって設定しているため、残業もほとんど発生しません。訪問頻度は患者さま1人につき月2回程度。職員1人あたりの1日の訪問件数は3~4件で、1件あたりの訪問時間は40分程度です。多少の変更はありますが、基本的に訪問する曜日は固定されているので、突発的な訪問もあまり発生しません。先の見通しが立てやすく、プライベートと仕事を両立しやすい職場です。
患者さまは基本的に担当制。一人ひとりに合わせた解決策を考えます
POINT
3
しろひげファミリー~ココロとカラダのケア~認定栄養ケア・ステーションでは、新人職員にマンツーマンで寄り添い、丁寧なサポートをしています。入職後は、1ヶ月半程度かけて先輩職員に同行し、患者さまの様子や対応方法を学習。同行する先輩はその都度変わるので、偏りなく知識が身につきます。また、当事業所には医師や看護師、ケアマネジャーも在籍しているため、他職種と連携してスキルアップしたいという方にもぴったりです。 記録についてはタブレットやスマホを完備しています。ただ、訪問先で電子機器の画面を見ていると不安に感じる患者さまもいるため、訪問時は紙にメモをする程度。できるだけ患者さまと目を合わせて対話することを心掛けています。記録内容は、移動の車や事業所に戻ってから電子カルテに入力する流れです。 年に数回程度、外部研修にも参加しています。過去には栄養士会のセミナーや病状についてのセミナーにも参加。業務に必要な内容であれば、研修費用は法人が負担するため、継続的にスキルアップできる環境です。
移動は車と自転車がメインで、まれに電車を利用することも。移動時間は20分程度です
しろひげファミリー~ココロとカラダのケア~認定栄養ケア・ステーションでは、基本的に1人で患者さま宅を訪れます。そのため、自分だけでは判断が難しいような状況になったらどうしようと不安に感じるかもしれません。 しかし、判断が難しい問題の場合、必ずしもその場で解決する必要はありません。一旦持ち帰り、事業所で話し合ってから判断することが可能です。電話で確認できる内容であれば、訪問先から電話をかけてもらってもOK。現場には1人で行きますが、すべてを1人で背負う必要はありません。困ったときにはいつでも助けてくれる仲間がいるので、安心してください。