ハピー歯科クリニックの主な訪問先は、特別養護老人ホームやグループホームといった介護施設です。午前と午後でそれぞれ1ヶ所ずつ施設を訪問し、高齢の方にケアを提供しています。初診の患者さまの対応をする場合には、まずは検診を実施。口腔内の状態を把握したうえで、治療や処置を行っていきます。訪問スケジュールは曜日固定で決まっているため、患者さまと長期的に関わっていけるところが特徴です。一人ひとりの患者さまとじっくりとコミュニケーションをとりながら、信頼関係を築いていけます。 業務内容はクリーニングや治療、メンテナンスがメインです。なかでもクリーニングの頻度が高いため、歯科衛生士の方であれば主体的に活躍できます。訪問する職員数は歯科医師と歯科衛生士合わせて2～3名と少人数で、職種間でスムーズに連携。必要に応じて歯科医師が抜歯や被せ物の修復、入れ歯の調整や製作などに対応します。通院が難しい方も口腔内の機能維持や清潔を保てるように、継続的にサポートしています。不明点や共有事項は訪問先や移動中でその都度確認できるので、安心感を持って患者さまの対応ができる環境です。

外来も併設。訪問歯科部門と合同で院内研修を行うこともあり、ともに成長できます

ハピー歯科クリニックは、ワークライフバランスを重視している方に最適な職場です。たとえば、訪問歯科部門の年間休日は、120日以上。土日祝日のほか、お盆や年末年始も休診日のため、しっかりと休息の時間を確保できます。家族や友人と予定を合わせやすいところもうれしいポイントです。勤務時間は午前9時から午後6時で、残業はほぼありません。交通状況によっては、月に1～2回ほど事務所に戻る時間が午後6時を30分ほど過ぎる可能性がありますが、ほとんどは定時での終業が可能です。働く時間が固定で決まっているので、仕事とプライベートのメリハリをつけて働けます。 また、お子さんの成長に合わせて、雇用形態を非常勤から常勤に変更するといったことにも柔軟に対応可能。実際に、雇用形態を変えて働いている職員もいます。職員一人ひとりが長く続けられるように、ライフスタイルに合わせた働き方を尊重している職場です。

ハピー歯科クリニックでは、訪問歯科での業務が未経験の方も安心して働ける体制を整えています。たとえば歯科衛生士の場合、経験豊富な職員がメインで指導を行い、業務に慣れていけるようにサポート。入職後の新人さんは、まずは見学から始めて、少しずつ実践に入ります。歯科医師の場合も同様で、最初から1人で訪問することはなく、周りの職員がしっかりとフォロー。新人さんの習熟度に合わせてステップアップしていくので、焦らずに着実に業務を覚えていける環境です。 訪問歯科では、イレギュラー事態のときもベテラン職員がしっかりリードするため、臨機応変に対応する力を身に付けることが可能です。限られた設備や器具のなかで、患者さまの負担を少しでも軽減しながらスムーズに治療や処置ができるように職員皆で取り組んでいる当クリニック。患者さまの体調によっては診療の中止を判断する場面もあり、一人ひとりに柔軟に対応するスキルを養える職場です。