医療法人寿康会
寿康会病院は、JR京浜東北線「西川口」駅東口より徒歩約13分のところにあります。1961年に長江診療所として埼玉県川口市に開業。その後、1984年に寿康会病院となり、地域に住む患者さまのかかりつけ医として、医療と介護に尽力しています。体調を崩し、通院できない場合は、担当の医師が訪問診療に切り替えて対応することも。一人ひとりに寄り添った対応ができる職場です。 当院は一般病棟が40床、療養病棟が42床、地域包括ケア病棟が13床。1日の来院数は約80~120名で、70代~80代の高齢の患者さまがほとんどです。たとえば、高血圧の治療のために内科を受診したあとに、整形外科で膝の治療の注射を打つなど、複数科にかかる方もいらっしゃいます。家族ぐるみで来院される患者さまや、長く通院されている患者さまも多く、外来で職員へ声を掛けてくださるような関係性です。また、当院は多職種間でのコミュニケーションが活発で、カンファレンスでも意見交換をしています。チーム医療に興味のある方におすすめの環境です。
POINT
1
寿康会病院はベッドタウンにあり、開業当初より通院される方から、若い世代の方にまで利用されています。長く通われている方も多いからこそ、患者さまの顔を覚えられ、距離が近い関係性での支援を実現。たとえば、診療放射線技師がレントゲンの検査をするときに、“腰の痛みはどうですか”と体調について話をすることも。あるいは、外来を通る際、患者さまから職員に声を掛けていただくこともあります。1対1で患者さまと向き合えることが当院の魅力です。 また、職員に楽しんでもらうため、当院主催で参加費無料のイベントを企画。1年に1回の職員旅行や忘年会、さらには屋形船での食事会を実施したこともありました。職員同士の関わりも大切にしていることから、このような取り組みにも力を入れています。
POINT
2
寿康会病院は、多職種間での情報共有を大切にしています。月に1回の朝礼で全職員が集まる機会を設けているほか、1週間に1回は病棟カンファレンスを実施し、患者さまの情報を共有。職種間の壁がなく、困りごとも相談しやすい雰囲気です。また、多職種間の連携もスムーズで、患者さまの検査が必要になった場合も、検査技師へCTや心電図、エコーなどをすぐに依頼できています。こうした連携がとれているのも、普段から顔を合わせての挨拶を重視しており、職員同士が廊下ですれ違ったときにも声を掛け合うからこそです。 当院の一般病棟は、高次医療機関からの転院ですぐに自宅へ戻れない方、近隣クリニックからの紹介を受けた方、介護施設で医療処置が必要な方が入院しています。そのため、療養病棟の患者さまは寝たきりで全介助の方がほとんど。業務量が多い分、より密なコミュニケーションが重要で、協力し合うことで業務のやりがいを感じられます。多職種との協同を大切にしている方におすすめの環境です。
POINT
3
寿康会病院では、職員が働きやすいシステムを整えています。院内には職員食堂を完備しており、昼食は1食300円。夜勤に入る職員には、食事を無料で提供していることも魅力の1つです。 また、残業は、患者さまの緊急対応を含めても月3~4時間程度。通常の業務に残務がある場合は、定刻に帰れるように職員同士で業務を分担することで、ほぼ定時での退勤を可能に。過去には、看護師が早めに出勤してカルテから情報収集をすることもありましたが、現在は業務時間内で実施するように声を掛けています。 勤務はシフト制で、年間休日は114日ほど。有給休暇はほかの職員との調整が必要なものの、基本的には希望どおりの休みを取得できます。当院では子育て中の職員も活躍しており、子どもが発熱した場合でも、“お子さん見てあげてね”という言葉が自然と掛けられる雰囲気。休んだ職員をフォローできる体制があり、仕事とプライベートのメリハリをつけて働けます。
寿康会病院の療養病棟の患者さまは、全介助の方がほとんどです。介助業務の手順は患者さまごとに変わるため、療養病棟の経験が浅い看護助手の方は、コツを掴むまで大変さを感じる可能性があります。さらに、大規模病院やクリニックに勤務していた看護師の方は、業務内容の違いに戸惑うこともあるかもしれません。 ですが、初めから完璧にできなくても焦る必要はありません。まず、入職後1週間は看護助手の業務を行い、療養病棟の流れを掴みます。看護助手として業務に取り組む間も、1人にならないように先輩職員が近くで業務を指導。自分が分からないと感じたことは、いつでも相談できます。段階を踏んで慣れていけるように、先輩が丁寧に教えていきますのでご安心ください。
寿康会病院(じゅこうかいびょういん)
〒3320035
埼玉県川口市西青木2‐15‐10
医療法人寿康会 ( いりょうほうじんじゅこうかい )