育ちの広場すてっぷではお子さま一人ひとりの特性に合わせたプログラムを提供しています。1日のスケジュールは、支援学校の方はイラストを使用し、小学生や支援学校の文字が読める方は文字を使うなど、一人ひとりに合わせて作成。遊びのなかでは、発達の度合いが同程度のお子さまでグループを作るほか、あえて障がいや特性の異なるお子さまを合わせることもあります。これは、片付けが苦手な子が集中力のある子を見るなど、お手本にすることが狙いです。 お子さまを理解しながら「こうしたらもっと力が付くのではないか」と都度考え、職員同士で相談。皆で足並みをそろえ、お子さま個々に適した支援に取り組むことが可能です。 当事業所ではお子さまとともに、定期的に振り返りを行っています。降所前の数分間、口頭や必要に応じてホワイトボードを用い、絵を描きながら対話を実施。もし、嫌な出来ごとがあった際は、原因や理由を聞き取り、次にはどうすれば良いか一緒に改善点を探ります。当事業所が一番に考えているのは、お子さまたちが放課後楽しく過ごしてほしいということ。お子さまの発達について興味を持つ方であれば、支援について考え、工夫を試みながら仕事に取り組んでいけます。

育ちの広場すてっぷでは、職員同士が話しやすい関係性を築いています。休憩時間は、仕事のこと以外にも、家庭や育児のことなどで談笑。年1回ほど、歓送迎会やお疲れさま会といった職員全員で集まる機会があり、皆で楽しい時間を過ごすことができます。 当事業所では、職員間で業務に関する意見交換も活発です。お子さまが登所する前の時間を使い、当日や翌日以降の活動について確認。また、プログラム内容を検討する際は、職員全員がそろうタイミングで1時間ほど話し合いを行っています。「この取り組みはグループでやってみよう」「この活動はこの子に合わないんじゃないか」と支援については積極的に意見を交換。互いに「どう思う？」と意見を求めながら、より良い支援内容を追求しています。加えて、業務中のヒヤリハットも共有。課題があれば改善点について話し合い、全体で共通認識を持ったうえで仕事に取り組むことができます。 季節の行事では、職員のアイデアを基にハロウィンの飾りつけ製作を支援メニューの一部に取り入れました。新人さんも「やってみたい」という意見があれば、ぜひお聞かせください。どうしたら実行できるかを皆で検討していきます。

育ちの広場すてっぷでは、新人さんの経験やスキルに合わせた指導を行っています。初めは、比較的関わりやすいお子さまを担当。職員約2名で、約4名のお子さまを担当することもあります。慣れてきたら担当人数を増やしたり、障がい特性の異なるお子さまを担当したりして、経験を重ねていける環境です。新人さんは、支援計画のアイデアを出したり、取り組みを考えてみたりしながら、徐々にできることを増やしていけばOK。お子さまが降所した後や翌日の朝には、児童発達支援管理責任者や管理者と一緒に1日の業務の振り返りを行います。フィードバックを受けるなかで不明点も解消でき、不安なく業務に慣れていくことが可能です。 また、お子さま個々に作成したファイルが事務室にあり、業務に入る前に目を通すことができます。相談支援専門員が作成した利用計画や、保護者さまから共有されたアセスメントシートを確認。支援計画や生育歴の診断・物を忘れやすいといった特性など、お子さま一人ひとりの特性を事前に把握したうえで業務に入れるので安心です。