デイサービス桜花乃郷 新橋町の家は、定員10名の少人数制であることを活かし、「マンツーマンに近い触れ合いで、孫替わりのお世話に励まさせていただきます」をセールスポイントにしています。就寝の時間に見回りをしているときに、利用者さまから、「今日も1日ありがとう」「あなたも早く寝なさい」と言っていただくこともあり、家族のような温かさを感じられる職場です。 当事業所はリハビリ加算を取っているわけではありませんが、リハビリを行うことも多くあります。たとえば、脳梗塞の後遺症で右片麻痺のある方が、左手で食べられるように食事の時間に練習するなどです。ほかにも、入浴のときに立位を取れなかった方が、浴室から自分で立って歩いて出てこられるようになるまでに機能が回復したこともありました。少人数制だからこそ、利用者さまと職員のコミュニケーションが取りやすく、利用者さまそれぞれのできることを尊重し、できないことをサポートする介護が実現できています。

定員10名に対し職員を2〜3名配置し、手厚く家庭的なサービスを提供しています

デイサービス桜花乃郷 新橋町の家の業務のなかでメインとなるのは、利用者さまの生活をサポートすることです。無資格の方や介護職未経験の方でも、思いやりがあり、人のために動くことに抵抗がない方であれば活躍できます。当事業所では、シーツ交換やおむつ交換、入浴介助など、業務内容で担当を割り振ることは行っていません。そのため、入職する方は皆、オールマイティに介助業務を行えるようになります。 当事業所では、教育期間というものは特に設けていません。入職後はもちろん、業務に慣れた後も、不安に思うことや、分からないことがあれば、その都度先輩職員に聞いてもらい、先輩職員が一緒に解決するようにしています。その場ですぐに不安や疑問を解消できるので、安心できる環境です。意欲のある職員に対しては、資格取得や外部研修への参加を支援します。向上心のある方にとっては、ステップアップしていけるチャンスのある職場です。実際に、介護福祉士の資格取得にかかる費用の全額補助を受けて、1度目の試験で合格し、介護福祉士として活躍してくれている人の例もあります。

職員発案のイベントを実施。利用者さまの楽しそうな姿がやりがいにつながっています

デイサービス桜花乃郷 新橋町の家では、雇用形態にかかわらず、職員全員の意見を反映しながら職場づくりをしています。パート職員にも、利用者さまのケアの方針を考えるカンファレンスや、イベントの企画に積極的に参加してもらえる職場です。温かく晴れた日に、敷地内の庭に出て、皆でお茶やお菓子を楽しむ「お茶会」をするようになったのも、パート職員の提案がきっかけでした。ほかにも、レクリエーションで、看護師が自分の特技を活かし、琴やハーモニカを演奏したこともありました。 当事業所の職員のなかには、事業所を開設した頃から勤続しているメンバーが複数名います。自分の意見が反映されやすく、趣味や特技を活かして輝ける職場環境であることが、職員が長く働いてくれている理由だと考えています。

昼食は職員が一から手作り。ほかの職員と協力するため、料理が苦手な方も安心です