しののめＹＭＣＡこども園は、子どもたちが自分で考え、自分で決めて自分で実行できる力を育む保育を目指しています。自由保育の時間には、大人主導ではなく子どもたちが自分で遊ぶ場所を選び、職員はそれを見守りサポートすることに注力。遊びをとことん突き詰めることができる広々とした園庭や施設も当園の特徴です。園内には遊べる場所が豊富にあり、子どもたちは午前中に作った砂の山で午後も続けて遊ぶなど、それぞれの遊びに満足するまでじっくり集中。「どうやったらトンネルが作れるかな？」「今度はこの道具を使って穴を掘ってみよう」と、子ども自身が試行錯誤しながらやり遂げる姿を見られることが、職員の大きなやりがいになっています。 また、当園では、子どもたちの心の成長を安全に支えるために、職員同士が密に連携しながら園児一人ひとりをしっかり見守れる体制を整えています。クラスの枠を越えたチームで子どもたちを見つめ、「うまくできた時に褒める」「失敗してしまった時にフォローする」といった大事な声掛けを、最適なタイミングで行える職場です。

自由時間には、職員も一緒に遊んだり、注意したりしながら安全管理を行っています

しののめＹＭＣＡこども園は、勤務時間内にきちんと業務を終わらせるために、年間を通してチームで業務効率化に取り組んでいます。日々お互いが積極的に声を掛け、自然にフォローし合う関係性を築いており、日常的な残業はほとんどなく月の平均残業時間は1時間ほど。運動会や夏祭りなどの大きな行事についても、準備を早めに終わらせるよう努めています。たとえば、10月に行われる運動会は、比較的余裕のある7～8月の夏休み中に準備を開始。時期によって業務の負担が偏らないよう、年間でバランスを見ながら調整してしています。さらに、フリーのスタッフが8名ほど在籍しているため、人手が足りない業務を適宜サポートすることが可能です。 また、当園では、事務管理の効率化のためにICT化を進めています。園児の登降園については、すべてiPadで管理。事務仕事の負担を軽減することが、残業の削減だけでなく気持ちの余裕にもつながっています。

担任のほかにフリーの職員が在籍。業務に合わせて担任のサポートをしています

しののめＹＭＣＡこども園は、60年以上幼児教育事業を展開しているＹＭＣＡが母体となっており、ＹＭＣＡが運営するさまざまな活動と連携していることが強みです。当園にはＹＭＣＡが運営するスポーツクラブや英語教室への送迎バスが通っており、子どもたちは園で過ごしたあとそのまま習い事へ行くことができます。クラブやスクールの職員と連携を取り合い子どもたちの様子を把握することで、園の中だけではないさまざまな場面での成長を支えていける体制が魅力です。 また、ＹＭＣＡが行っているイベントへも参加しており、地域とのつながりに力を入れています。ＹＭＣＡ内外の団体約80チームが参加するイベント「チャリティーラン」では、その参加費すべてを障がい児支援に寄付。そのほかにもゴミ拾いなどのイベントが多数あり、地域社会に貢献し、周囲と協力しながらともに子どもたちの未来を育てていくという理念のもと働くことができます。

ＹＭＣＡは、スポーツクラブや英語教室も運営。職員やその家族は、安く利用できます