ながとろ苑で利用者さまを支えるのは約42名の職員です。年代は20代から60代、平均年齢は50代と幅広いですが、年齢に関係なく職員同士の仲が良いのが魅力。当施設の職員には、山登りやアウトドアが好きな方も多く、プライベートで一緒に山登りをするグループがあるほどです。 また、役職などを問わず意見がとおりやすいところも特徴の1つ。たとえば過去には、「交通費は10キロ単位で計算しているが、5キロと15キロでは幅が出てしまい不公平だから、改善できないだろうか」という意見があり、話し合いの結果1キロ単位の支給に切り替えたこともあります。決定事項をトップダウンするのではなく、一番働きやすい方針をみんなで決めていく風土があるのが魅力です。 季節のイベントについても、職員のやりたいことを取り入れて実施しています。毎年固定で行っているものだけでなく、新しい意見もどんどん吸収して職員が伸び伸びと意見がいえる職場環境です。なによりイベントを企画して頑張ったぶん、利用者さまが喜んでくれることが大きなやりがいにつながっています。

職員が主体となって行事を計画。情報を共有しやすく、風通しの良い環境が魅力です

ながとろ苑の魅力は、職員のオフの時間を充実させる取り組みがあるところです。まず、有休がとりやすく、ほぼ使い切る職員もいるほど。当施設のシステムは1時間単位の取得が可能です。たとえばお子さまが熱を出してしまったなど、急な出来事が起こっても有休を使えるため、育児中の方も働きやすくなっています。また、前もって相談すれば連休をとることもでき、旅行や帰省なども柔軟に対応してもらえる環境です。さらに、日々の残業はほぼありません。残業が発生しない工夫として、日勤と夜勤の線引きを意識し、時間内で業務を終わらせる風土が確立されています。 また処遇改善加算の還元率が高いことも当施設の強み。実績に応じて、処遇が入ったぶんを職員に還元できるよう、処遇改善加算はすべて手当として支給する制度です。資格などで変動がありますが、これまで5万円から7万円以上の実績があります。 ほかにも、資格手当や主任手当、委員会の委員長を務める方には手当を支給するなど、頑張ったぶんだけ職員に還元する方針で、手厚い手当を用意しています。

余裕を持った人員配置が、職員の負担軽減と残業削減につながっています

ながとろ苑は2000年に開設しました。当施設が目指すのは「安全・安心・利用者本位」の地域に開かれた施設です。中でも利用者さま本位のケアを大切に考えており、職員全員が同じ志をもって従事しています。 「どういった対応をすることが、利用者さまやご家族の過ごしやすさにつながるか」など認識を統一するために意見交換を行う場として、月に1回の職員会議を実施。参加できる職員は全員参加して話し合いします。定期的に場を設けることで施設内で起きていることや課題が分かり、皆が同じ方向に進んでいけるのが当施設の強みです。また、介護主任や看護師、相談員など各部署の責任者が集まる業務会議を月1回実施しており、こちらは会社全体の課題を検討する場にもなっています。