グループホーム・しいの木第二ユニットの主な業務は、利用者さまの見守りです。利用者さま一人ひとりの情報はファイルにまとめられており、苦手なことや得意なことなどが明記されています。 たとえば、洗濯に関して1人で畳むところまでできる方や洗濯機のスイッチを押すところまでできる方、スイッチを押すところから見守りが必要な方とさまざま。「この方はここまで手伝う」「この方はこの部分だけ手伝う」といった支援方法をスタッフみんなで決めて、実行しています。身体介護を行うことはなく、利用者さまに合わせた個別のサポートを行える環境です。 また、見守りのほかに調理も大切なお仕事です。日勤の担当者が材料の献立を考えて買い物へ行き、調理業務を行います。夕勤者と夜勤者は調理業務がないため、料理が苦手な方は入るシフトで調整することが可能です。苦手なことは、スタッフ同士で互いに補いながら働けます。 なお、イベントは2ヶ月に1度のレクリエーションと年に1回の旅行のみ。基本的に利用者さまに行きたいところややりたいことのアンケートを取り、カラオケやボーリング、ゲーム大会などを実施しています。レク担当者は持ち回りですが、自分で一から企画する必要はないため、スタッフにかかる負担は少なめです。

2021年に開設された当事業所。土日は利用者さまと一緒に昼食を作ることもあります

グループホーム・しいの木第二ユニットでは、先輩スタッフが新人さんと同じシフトに入ってOJTを実施します。行う業務は、管理者が作成した30分刻みのタイムスケジュールを見ながらチェック。そのほか、利用者さまの情報がまとめられた個人ファイルも確認しながら、個別の支援方法を覚えていきます。 また、障がい福祉に関する動画研修を導入。「考え方とコミュニケーション」「支援メソッドと支援理論」「障がいと特性」など、9項目の内容の動画を好きなタイミングで学べます。動画はアニメ仕立てで、未経験の方にもわかりやすいものです。動画を見たあとには報告書を書くことで振り返りを行い、しっかり知識を身に付けられます。 なお、月に1回は30分〜1時間ほどの社内研修を実施し、症例検討や利用者さまの様子について共有しています。外部講師による研修もあり、継続して学べる環境です。

スタッフ同士の仲が良好。同法人の他業種とも連携して利用者さまをサポートしています

グループホーム・しいの木第二ユニットは、職員の働きやすい環境を整えています。通常業務での残業はほぼなし。残っても、月に1度のミーティングで30分〜1時間ほどです。引継ぎは交代の際に口頭で行っており、基本的に定時になったらすぐに退勤できます。 また、毎月のシフト希望がほぼ100％とおるのが魅力。正社員は休み希望を、パートの方は出勤希望日を毎月20日に提出します。なお、夏季休暇は7〜9月の間に3日間取得でき、土日や有休を合わせて7日間連続でお休みを取ることも可能。年末年始休みは、12月30日から1月3日までの5日間です。年末年始に出勤される方には、年末年始手当として1回の勤務につき1万円を支給しています。仕事をしっかり行いつつ、プライベートも充実させられる環境です。