モアナ訪問看護ステーションでは、職員が自由な時間を確保しながら働ける職場づくりを目指しています。訪問の予定がキャンセルになった場合は、自宅待機が可能。その間は家事を済ませたり、買い物に出かけたりと、プライベートの予定を優先しながら過ごせます。子育てや介護などに時間をあてることも可能で、仕事と家庭のバランスを保ちながら働ける環境です。 さらに、当事業所では、職員の業務効率化にも力を入れています。記録業務をスムーズに行うための手段として、AIシステムを導入。AIが看護記録の内容を分析して要約を自動作成するので、一から報告書を作成する必要はありません。実際に、1日掛かりで行っていた15名分の書類の作成を、10分以内で終えられるようになった事例も。作業を効率良く進めるための取り組みを行い、職員が看護業務に集中できる体制を整えています。

モアナ訪問看護ステーションで働く看護師の主な業務内容は、利用者さまの体調や服薬の管理、入浴介助などです。また、利用者さまの体調を考慮したうえで、リハビリの提案を行うこともあります。たとえば、入浴時に浴槽をまたぐことが困難な利用者さまに対し、立ち上がりの訓練や足踏み運動などを実施。当事業所ではリハビリの方法をまとめたパンフレットを作成しており、必要に応じて職員に配布しています。リハビリに関する知識を習得できる職場です。 当事業所では、利用者さまの「自宅で過ごしたい」という思いに寄り添った支援を心掛けています。医療機関の受診を拒んでいる利用者さまには、早期にケアマネジャーと連携し、訪問診療を受けられるよう手配。利用者さまのお話に耳を傾け、看護師としてできることを考えながら業務にあたっています。利用者さまが心から安心して生活している様子を見られることは、職員にとってのやりがいです。

モアナ訪問看護ステーションは、未経験の方も着実に業務を学んでいける教育体制です。入職後は、まず先輩職員に同行し、挨拶の仕方や訪問先への入り方など基本的なことから学んでいきます。その後は、先輩職員と一緒に実際の業務を行いながら覚える流れです。同行の期間は特に定めておらず、新人職員それぞれのスキルや経験に応じて柔軟に調整しています。自信をもって訪問できるようになるまでサポートしているので、安心です。 また、当事業所では、カンファレンス・研修ともに、Zoomを使用してオンラインで実施しています。研修には訪問看護の知識を動画で学べる「iBow」を利用しており、タブレットで好きな時間に受講できる体制です。研修の動画は、訪問の合間やキャンセルによる空き時間などでも視聴可能。勤務時間のなかで、必要な知識を身につけられます。