社会福祉法人宙福祉会では、保育士と園児は対等な関係だと考えています。そのため、子どもたちは保育士のことを「○○先生」ではなく、「○○さん」と下の名前で呼んでいるのが特徴。もちろん、職員同士の呼び方も同様です。保護者の方に対しても、「○○ちゃんのお母さん（お父さん）」ではなく、「○○さん」と苗字でお声がけ。一人の人としてしっかり向き合っていくことの表れとして、名前の呼び方から意識しています。 当法人では、子どもの主体性を尊重しています。保育園は子どもたち同士の育ち合いの場所と考え、職員は必要なときに必要な支援を提供する立ち位置。年間指導計画は作っているものの、日々の子どもたちの姿と重ね合わせて、少しずつ軌道修正しながら保育を行っています。また、一斉保育ではなく、コーナー保育を実践しているのもその一つ。制作や絵本などの遊びを子どもたちが選べる環境を大切にしています。

コーナー保育が当法人の特徴。職員はお子さまの主体性を育むための支援を行っています

社会福祉法人宙福祉会では、強みを活かして働けます。たとえば、ピアノ演奏や制作、外遊びなど、得意な業務を中心に取り組むことが可能です。また、「上手だった」や「得意そうだね」など、お互いの意見を伝え合う環境であるため、自分では意識していなかった特技に気付くことも。自分の能力を最大限発揮しながら働ける職場です。 当法人は、スキルアップが図りやすい環境です。外部研修は本人の意思を確認したうえで、その人に必要な知識・興味関心に応じて割り振りを実施。実際に、千葉市保育協議会や民間保育園協議会、千葉市の幼保指導課などの研修に参加しています。また、キャリアパス制度を導入。年に2回上司面談を実施し、目標設定や振り返りをしています。法人内の別の保育園への異動相談も可能です。環境が異なる保育園でより多くの経験を積むことができ、自身の成長へとつなげられます。

園内には手作りの制作物。細かい作業スキルなど、得意を活かして働けます

社会福祉法人宙福祉会では、職員が働きやすい環境づくりに注力しています。 その一つが、月に1.5時間を書類業務に充てる時間に設定していることです。職員は自分で計画し、書類作成の時間を確保しています。担任保育士が午後の時間を書類作成に充てたいときは、ほかの保育士が適宜フォローに入る体制。互いに協力し合うことで持ち帰り業務はなく、残業もほぼありません。職員の負担を減らす取り組みを行っており、ライフワークバランスの取りやすさは抜群です。 また、当法人では子育て中の職員が多く活躍しています。産休育休からの復職率はほぼ100%。有給休暇も希望通りに取りやすい環境です。仕事と家庭の両立ができるようにサポートしています。

アストロベースキャンプ保育園の大きな芝生の園庭で、子どもたちと体を動かせます