西麻布作業所に通うのは、知的・精神障がいや身体障がいをおもちの方々です。症状は、統合失調症やうつ病、高次脳機能障がいなどさまざま。利用者さまの年齢は10代後半から80代まで幅広く、どの利用者さまも日々の活動を楽しみに通所されています。 当事業所は就労支援・生活介護ともに、利用者さまのペースを第一に考えて支援しています。利用者さまの実技をお手伝いすることはもちろん、生活スキルやコミュニケーションスキルのサポートにも携わる、やりがいの大きい仕事です。 職員の男女比は半々ほどで、和気あいあいと業務にあたっています。出勤する職員の数は一日あたり約9名です。事業所は同じ場所にありますが、就労支援と生活介護でフロアは異なります。 また事業所内に厨房があり、職員はできたての美味しい給食を一定価格で食べることができる制度があり、職員のお財布に優しい環境です。

30代から70代まで幅広い年齢層のスタッフが活躍中の職場です！

西麻布作業所では、仕事とプライベートにメリハリをつけた働き方が可能です。特徴的なのは有休の多さととりやすさ。正社員の方であれば入職後3ヶ月目から20日の有休が付与されます。非常勤職員はほぼ100％消化できているほか、常勤職員も有休を利用する方が多く、新人職員も気軽にお休みがとりやすい環境です。また、基本的に土日は休みのため、子どもと時間を合わせやすく、子育て中の方も働きやすいでしょう。周りの職員の理解があるため、子どもの体調不良時に早退できるなど、柔軟に対応しています。 当事業所では行事の準備や資料作成などで時間外労働が発生することもありますが、恒常的な残業はありません。職員同士で声を掛け合い、空いた時間で事務業務をするなど工夫することで勤務時間内で業務を終わらせ、残業にならないように配慮しています。

非常勤はダブルワークもOK。自分の時間を大切にできる環境です

西麻布作業所では入職後、就労継続支援B型か生活介護のいずれかに配属されます。就労継続支援B型では、お香制作やカフェでの仕事、公園の清掃など、利用者さまとともに行動し、利用者さまができない部分をサポート。生活介護は散歩の付き添いや調理実習、創作活動のお手伝いなどを行います。入職後はまず、事業所専用の冊子に沿ってレクチャーを実施。その後、OJTによる実践指導があります。どちらも難しい業務ではないため、未経験の方もお仕事を始めやすく、安心の環境です。 利用者さまだけでなく、そのご家族ともコミュニケーションをとる機会を設けているのも当事業所の特徴です。手書きの連絡帳でご利用者さまの様子を伝えているほか、年に3回ほど家族会を実施。ご家族が事業所へ来所し、行事のお知らせやご家族からの悩み相談などを伺う交流の場となっています。

利用者さまが作業しやすいように、前もって仕事の割り振りをするなど工夫しています